クレーマーはプライドの高い寂しがり屋だと言える理由
どうも。
えるこんです。
クレーマーはなんで一々細かいことまでクレームを入れたがるのでしょう。
理由は簡単です。クレーマーはプライドが高く、そして寂しがり屋だからです。
なぜ、そこまで言い切れるのかというと、私がコンビニで働いてきて感じたことだからです。
今回は、クレーマーの正体について考えていきます。
クレーム内容はどこでも同じ
私は、3店舗のコンビニで働いてきました。3店舗は全て違う会社です。働いていた3店舗では全てクレームが入っています。
「お前がいるからクレームがくるのでは?」「クレームの原因はあなたでしょ?」
そう考えてしまうかもしれませんが、私は真面目に働いていたので、クレーマーのお眼鏡にはかなっていました。私がクレームの原因であれば、このような記事はとても書けません。
クレームをわざわざお客様相談室まで問い合わせてくる
普通であれば、クレームは月に1回あるかないかくらいの頻度です。しかし、私の働いていたコンビニでは月に5回は必ずクレームがあるところでした。
クレームの内容は、「挨拶がない」「箸の入れ忘れ」「スタッフのマナーが悪い」などがほとんどです。
これらのクレームは、わざわざお客様相談室を介して本部から報告されます。
箸の入れ忘れは百歩譲ってしょうがないとして、挨拶とかマナーについてわざわざお客様相談室まで連絡するのかが不思議で仕方ありませんでした。
挨拶が悪い、マナーが悪いということであれば、その店の店長やマネージャー宛に電話してクレームを入れればそれで済みます。店に電話すればリアルタイムでスタッフは改善することができます。
一方で、お客様相談室に連絡する場合は、店への報告が遅くなります。
日を跨いだりすると、スタッフ自身も「そんなことあったかな?」と記憶が薄れてしまうため、店全体がクレームを流すのです。
では、クレームをお客様相談室まで電話やメールをするクレーマーの正体は何者なのでしょうか?
クレーマーはプライドが高すぎる
クレーマーに言えることはプライドが高いということです。
なぜ、そんなことが言えるのかというと、わざわざお客様相談室まで連絡するからです。
ここからは私の推測ですが、わざわざお客様相談室に連絡することでより多くの人に自分の訴えを聞いてほしいのではないでしょうか?
クレームを言いたい店に直接連絡すれば、その店のスタッフだけの共有の話で終わります。しかし、お客様相談室を使うとクレームを言いたい店だけではなく、本部にも情報が共有されるのでより多くの人にクレームが知れ渡ります。
クレーマーは自分がコケにされたと感じるからクレームを入れます。それを多くの人に訴えることで「自分はお客様だぞ」ということ言い聞かせたいのです。
プライドが高ければ、接客がしっかりしていないスタッフに対して尋常ではない怒りを覚え、自分は偉いということをわかってもらえないと気がすまないのでしょう。
寂しがり屋のクレーマーもいる
クレーマーにプライドが高い人が多いことは確かですが、全員ではありません。
一部には、寂しがり屋のクレーマーが存在します。
どうして、寂しがり屋なのかがわかるのか。
このタイプのクレーマーは店で直接スタッフに話しかけてくることに関係があります。
寂しがり屋のクレーマーは、お客様相談室にも連絡することもありますが、店舗のスタッフに話しかけてくることもあります。そして怒っている感じではなく、世間話でもするかのように、クレームを長々と話をしてきます。
よくあるのが、話の冒頭でクレームをサラッと言ったあとに、何の話かわからなくなるような中身のない話をしてくることです。
そういうクレーマーはやたらと低姿勢で落ち着いています。
スタッフからすると、精神的な辛さはありませんが、面倒な客であることには変わりないです。
クレーマーの背景を考察する
なんで、しょうもないことで一々クレームを入れるのでしょうか?
プライドが高い?寂しがり屋?確かに理由としては間違いないです。
しかし、すべてのプライドの高い人達、寂しがり屋の人達がクレームを入れるのかというとそうではありません。もし、全員が全員、クレームを入れるようであれば、店はパンクしてしまうでしょう。
クレームを入れる人達には何か"共通していること"があるはずです。
その共通していることこそが、ストレスとプライベートになります。
ほとんどの人は何かしらのストレスを抱えています。仕事だったり、学校だったり、家のことだったり。。。
ストレスを抱えてイライラする人には、クレームをすることでストレス発散になっているのです。
また、ストレス発散以外の理由として考えられることは、人との関わり合いが少ない、ということです。
話をしたいけど、友達や話相手がいないという人は、どんなことでも話を聞いて謝ってくれるお客様相談室は格好の話相手になります。
そして、長々と中身のない話をして満足したらそれで終わりというわけです。
このように、クレーマーはプライドが高いことと、寂しがり屋であることは確かなのですが、その背景には日常生活でのストレスや話相手が欲しいということが隠れているのです。
最後に
クレーマーに「あなたのやっていることは無駄で無意味だからやめて下さい」と言っても聞く耳を持たないです。というかそもそも自覚がないので、そんなことを言ったら絶対に逆上します。
クレーマーは店側の立場でなくても、同じ空間にいると他のお客さんにも空気を悪くする存在です。
この記事を読まれた方には、クレーマーになってほしくないと強く願っています。
それでは。