コロコロの使いすぎには注意
どうも。
えるこんです。
今回は掃除にまつわる話です。
コロコロは持っていると何かと便利なアイテムです。
カーペットの掃除やちょっとした範囲のそうじに手軽かつ確実にゴミをとれることから一家に一個はあると言っても過言ではありません。
しかし、便利で役に立つコロコロも実は使いすぎるのは良くないことをご存知でしたか?
今回はコロコロの使いかたについてちょっとした、しかし結構大切なことを紹介します。
その前にコロコロについておさらい
コロコロについて、既に知っているであろう知識かもしれませんが簡単に紹介します。
コロコロというのは正式名称ではございません。
正式名称は粘着カーペットクリーナーといいます。コロコロというのは、ニトムズという会社の商標登録が由来となっています。商標登録というのは、粘着カーペットクリーナーを商品として売り出すときに名称をつけるということです。
ということは、ニトムズという会社以外から発売されているコロコロは、コロコロという名前では販売されていないということになります。ニトムズ以外の会社でコロコロという名前で発売してしまうと色々と面倒なことになります。
しかし、私のように記事内では『コロコロ』を使っている程度であれば、販売目的もないので特に問題ありません。そのため、認知度が高い『コロコロ』を使わせてもらいます。
コロコロを使いすぎるとゴミが集まりやすくなる
コロコロを使いすぎるとゴミはたくさんとれますが、使いすぎることによる弊害が発生してしまいます。
コロコロを使いすぎるとキレイにはなりますが、ゴミが集まりやすい環境を生み出してしまうのです。
どういうことなのか、それはコロコロの粘着シートに注目する必要があります。
粘着シートはゴミを確実にとるために強力な粘着力を持っています。粘着シートを剥がしてゴミ箱に捨てるときにゴミ袋にくっついてイライラしてしまうくらい強力です。
それだけ強力な粘着力をもっているので、コロコロの使用にはリスクもあるのです。
強力な粘着力を持ったコロコロで掃除対象となるカーペットなどを掃除すると、コロコロの持つ粘着力がカーペットなどに少なからず移ってしまいます。すると、掃除をしたカーペットなどには粘着力が残り、その後ゴミを集めやすくなってしまうのです。
しかし、カーペットなどのゴミは掃除機では吸い取りきれないことは確かなので、コロコロを使用しないという選択は難しいです。ということで、次はコロコロの使用方法について紹介します。
コロコロの正しい使用方法
コロコロはどのように使用するのか?
特殊な持ち方をするとか、そのようなことはありません。いつも通り使用する中で一つだけ気をつけてもらうだけです。
それは、強く転がさないことです。
強く転がすと使用場所にはコロコロの力が強くあたることになります。そうすると、コロコロの粘着力が使用場所に残りやすくなります。
もちろん、コロコロを使用する時点で使用場所には粘着力が残ります。ですが、軽く転がすのと力一杯転がすのでは粘着力の残り方には大きな違いがあるのです。
コロコロを使用していて、なかなか巻き取れないゴミや取りたいゴミが多いとき、ついつい力任せにコロコロをゴロゴロと転がしてしまうのはよくあることです。
しかし、力の強さでコロコロの粘着力がアップすることはありません。
コロコロで取れないゴミはどうするのか?
コロコロを使っても取りきれないゴミは、どう頑張ってもコロコロでは取れません。
よって、諦めるしかありません。
コロコロはあくまでも掃除の補助道具として使用してください。
掃除機をかけたあとの仕上げにコロコロを使用するとか、ベッドやソファを簡単に掃除したいときに使用するべきです。
コロコロの転がす向きの重要性
コロコロには転がす向きがあります。
コロコロのシートに矢印が印刷されているのですが、この向きは非常に大切です。
向きを間違える、つまり逆向きにコロコロをコロコロを転がすと使用場所にシートが全部貼り付いてしまいます。
これがカーペットやじゅうたんでの使用であれば、貼り付いたシートを剥がすのは簡単です。
しかし、床などの硬い面にシートが貼りつくと剥がすのは困難になります。シールを剥がすようなものです。
余談ですが、床にコロコロを使用するというのは一見不適切に思われる行為です。確かに床や硬い面にコロコロを使用することは好ましくはありませんし、そのような目的で作られてはいません。
ただし、ズボラな性格になるとついつい床でも平気でコロコロを使ってしまうことはよくあります。
少し話がそれましたが、とにかくコロコロの向きはとても重要なので使用するときはいちいち気にするべきです。
最後に
たかがコロコロですが、されどコロコロです。
コロコロはとても便利ですが、便利が故に使いすぎるとゴミを集めやすい環境をつくってしまうことにつながります。
コロコロはあくまでも仕上げや簡単な掃除に使用するものだということを頭に置いて掃除されることをオススメして終わりにします。
それでは。
粘着力が対象物に移る▶︎ゴミが集まりやすくなる