ほうざんのもしかするとためになる話

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学校に居た、なぜか先生から甘やかされる奴について考察してみた

どうも。

 

えるこんです。

 

わたしたちの学校にはなぜか怒られることがほとんどない生徒がいます。

 

ふざけたりしていても自分だけ怒られてその人は軽く注意されるだけみたいな。

 

今回は、そんな先生から甘やかされる奴について考察してみます。

 

私のクラスにも奴はいた

私の場合、保育園から中学校までは同じクラスメイトで過ごしていました。転校で出て行ったり入ってきたりはありましたがほとんど変わりませんでした。

 

その中で1人何をしてもほとんど怒られることなく先生から甘やかされていた奴がいました。この記事では『奴』と表現します。

 

奴だけはなぜか怒られないし、先生たちから可愛がってもらえたのです。

 

今となってはどうでもいいことなのですが、当時の私からすればえこひいきに感じていたのでしょう。不満だった記憶があります。

 

結論からいうと先生に問題がある

先生から甘やかされていた奴には何の非もありません。

 

どちらかというと、先生に問題があるのです。

 

しかし、先生が甘やかしていた、というより甘やかしてしまった理由には奴の『ある特徴』が関係しています。

 

奴の特徴

そんな奴ですが、ありきたりの生徒ではありませんでした。特徴があったのです。

 

イケメンかつ愛嬌がある

奴は顔は整っていてファションにも気をつけていました。当然、女子からの人気は高くもてはやされていました。男子からも先輩後輩関係なく可愛がられていて、いつも輪の中心にいるです。

 

そんなことなので、生徒間の評判が悪いはずもなく、先生からも評判が高かったです。

 

奴と話すときは他の生徒と話す時よりも楽しそうな先生が多かったです。別に話が面白いわけでもないのに奴が話すからなんとなく周りと笑っている感じでした。

 

先生からしたら奴はイケメンだし、かわいい(変な意味ではなく)と感じていたからに優しくしていたに違いありません。

 

そうだとすれば先生も人間だから仕方ないですが、無意識に差別していることになります。

 

小学生の頃にその差別を露骨にされたことがありました。

 

当時、担任の先生が入院していたのでだか代理で別の先生が担任をしていました。

 

そして、ある日、本当の担任の先生が私たち生徒に手紙を書いたのを代理の先生が読むことがありました。

 

代理の先生が手紙を読む途中で奴が手紙にたいして口を出します。元気ですか?と聞かれたら、「いいえ」と答えるのです。

 

奴は冗談で言っていることはみんなわかっていたので少し笑いました。手紙を読む代理の先生も「コラコラw」みたいな感じで軽く注意するだけでそのまま手紙を読んでいました。

 

そこで、人を笑わせるのが好きな私は自分もやってみようと奴のマネをしたのです。手紙の中で勉強は頑張っていますか?と聞かれたので私はすかさず「いいえ」と言いました。

 

すると、それまで笑顔で手紙を読んでいた代理の先生が私を睨みつけて「なんでそういうこと言うの?ふざけないで」と静かに怒りました。

 

私は怒られたと恥ずかしさで胸がキュンと締め付けられた感じになったのですが、同時に不満でいっぱいになりました。

 

「さっか奴も同じことやったじゃん、なんで自分だけ怒られるの?」

 

自分だけ怒られることの意味わからなさからその後の手紙の内容は一切頭に入ってきませんでした。とにかく、なんで自分だけ怒られるのかということで腹がたってました。

 

当時は怒られない奴に腹が立ちましたが、今は私にだけ怒った代理に先生に腹が立ちます。

 

成績がいい

トップではありませんが、成績はよかったです。

 

満点は取らないですが、全て80点以上は取るタイプでした。

 

先生からしたら優秀な生徒の部類に入るでしょう。甘やかさないわけがないのです。

 

ここ無しか奴がとる90点と私がとる90点はどこか褒められ方にも差があるようでした。(これは被害妄想の可能性が高いです)

 

社会では当たり前のこと

今思えば、社会でも同じことはあります。なぜか怒られない人とかいますからね。どの組織にも必ず1人はいます。

 

そういうことは、大人になったら理解できるというか、諦めるというか、受け入れることができます。しかし、子供の頃はそんなことはわからないのです。

 

それこそ、阿久津真矢みたいな生徒のことを想った結果として社会で強く生きていくための教育を施すのであれば女王の教室みたいに生徒も子供ながらに納得して感謝してくれるかもしれません。

 

しかし、私のクラスにいた奴に対する先生たちの甘さからは今になっても教育の一環ということを感じることはできません。

 

教師の資質の問題

やつには非がありません。どうやら先生たちの教師たる資質に問題があるようです。

 

ダメなことはダメと誰にたいしても叱ることが大切なのではないでしょうか?

 

奴はよくて自分はダメというのは子供であれば自己否定につながりかねません。私は自己否定まではしなかったですが、いつも「なんで奴だけ甘やかされるんだ?」と理不尽さを感じてました。

 

私は、その先生たちを恨んでなんかいません。もちろん、尊敬もしていません。

 

私は、教師である以上完璧に生徒を平等に扱えと言うつもりはありません。それは無理な話だからです。

 

しかし、理不尽な差別はダメです。

 

将来、立派な大人になれるように間違った教育はやめてほしいものです。

 

最後に

私は甘やかされていない立場だったので、偉そうに意見できるだけかもしれません。

 

もし、私が甘やかされる立場であったのなら理不尽な想いをする生徒の存在に気づかなかったと思います。

 

そういえば、自分も先生に理不尽な扱いされたなという心当たりがある方は是非ともその経験を糧にしていただきたいです。

 

それでは。