国際結婚で偽装結婚した人はどうなるのか?
どうも。
えるこんです。
国際結婚の偽装結婚は以前からよくあったので2019年現在、ビザの審査はかなり厳しくなっています。偽装結婚が難しくなったことを考えれば本来の形になったといったところです。
しかし、ビザの審査が緩かった時代に偽装結婚に加担してしまった日本人は少なからずいます。
今回は、国際結婚で偽装結婚をするとその後どうなるのかを紹介します。
ちなみに私自身は国際結婚してますが偽装結婚ではございません。偽装結婚については妻を通して実際に日本で起きていることを聞いた内容を紹介します。
偽装結婚のパターン
国際結婚における偽装結婚には一定のパターンが存在します。
日本人が男性
国際結婚という大枠にも当てはまりますが、偽装結婚の場合は男性が日本人、女性が外国人であることがほとんどです。
そして、日本人男性のほとんどが40代以上の中年です。
理由としては、日本人と結婚できなかったことも関係してますが、ある程度お金を持っているということのほうが大きく関係しています。
国際結婚で偽装結婚をする場合、外国人側は日本で裕福に暮らしたいという願望を持っています。本当であれば若い男性と結婚したいところですが、若くてお金を持っている人はそう多くはありません。いたとしても既に結婚していることがほとんどです。
そこで、お金を持っていて独身である男性を突き詰めていくと、40代くらいの男性に落ち着きます。
また、40代で独身である男性が結婚願望を持っていたとすると、カタコトで一生懸命話す若い外国人女性はかなり魅力的に見えるはずです。つまり騙されやすいということです。
日本人同士の結婚でもそうですが、基本的に年齢が離れすぎている場合、遺産目当てなどの金目的の結婚とささやかれやすいです。
そのため、入国管理局としても年齢が離れている人同士の国際結婚に基づくビザの発行にはかなり慎重になっています。普通に考えれば40代の日本人男性と20代前半の若い外国人女性の結婚はどこか裏がありそうだと勘繰ってしまいます。
肝心なことを言っていませんが、偽装結婚といっても偽装結婚とわかっているのは外国人側だけです。日本人側は、本当に相手を好きになってしまうので正当な結婚だと胸を張っているのです。
そのため、結婚後の生活は順風とはいかず、途中で偽装結婚だったことに気付くのです。
結婚後の生活
おそらく、結婚して後はかなり早いタイミングで偽装結婚であることに気づきます。
というのも、外国人側の行動があからさまだからです。
結婚式を挙げない
いくら日本人側が本気でも外国人側は結婚は日本で暮らすための手段としか考えていないので当然のことながら結婚式を挙げようとはしません。
もし、結婚式を挙げる話をしたら結婚式は要らないと言われます。
そして、『あなたといるだけで幸せ』などと丸め込まれてしまいます。日本人側としても嫌な気はしないので『まぁいいか』と言うことになってしまうのです。
寝室が別
結婚したのであれば寝室は一緒でないと不自然です。特に新婚であれば尚更です。
もちろん、文化の違いで寝室が別ということはあるかもしれませんが、それは結婚する前までというパターンがほとんどです。
そのため、結婚してもはじめから寝室が別という場合は、そもそも好き同士で結婚したのではないということになります。
寝室が別であれば、営みもありません。外国人側からしたら好きでもない人とはそんなことはしたくないのでしょう。
一緒に遊ぶことが少ない
結婚しても別々で遊ぶことが多くなります。
旦那さんはいくら遅くまで外で遊んでいようとも奥さんは何も言いません。最悪、不倫をしても何も言われないです。
奥さんは奥さんで旦那さんが仕事に行っている間に1人か友人と遊んでいます。言ってみればすれ違いの生活です。
では、帰省はどうなるのか?
お互いにお互いの実家には行かない可能性が高いです。特に外国人側は日本人側の家族とは会いたがらないです。理由は簡単で、偽装結婚がバレたくない、興味がないからです。
日本人側が外国人側の家族に会うことはどうかというと、一回くらいはあるかもしれません。日本人側も相手の国へ行ってみたいと思う気持ちは必ずあります。旅行がてら挨拶に行くといった感じです。
その後は、なんやかんやで行かなくなるでしょう。というのも、外国人側は1人で一時帰国するからです。
お金への執着は強い
外国人側は日本人側にお小遣いという形でお金を要求します。
外国人側は楽して日本で暮らしたいので当然といえば当然の行為です。
外国人側はお金に対する執着心がかなり強いです。お金のためならなんでもやるくらいの勢いです。
そのため、お金をもらうために日本人側へご機嫌をとることはあります。その過程で寝室を一緒にしたりとか営みをするとかはあるかもしれません。
しかし、お金を渡さないと露骨に機嫌が悪くなります。家庭内別居は確実です。
また、お金の管理ですが、日本人側からお願いしない限りはしないです。
もし、お金の管理をお願いしたい場合は、自分の中で何か信頼できる基準を作っておくといいでしょう。
やがて離婚
偽装結婚をする場合、外国人側の真の狙いは永住ビザです。
永住ビザの取得の目安としては、はじめてのビザを取得してから継続して10年間日本で暮らすことになります。
そのため、偽装結婚とは言え、10年くらいは離婚することはまずあり得ません。というよりも、離婚させてくれないです。
しかし、永住ビザをとったらあっけなく離婚します。永住ビザをとれば、死ぬまで1人でも日本で暮らせるからです。
では、離婚してからどうするのか?
外国人側には、母国に本命がいます。永住ビザを取得するまでは、年に数回帰国して会う程度です。そして永住ビザを取得したら、今度は家族ビザで日本に本命を呼ぶのです。
偽装結婚を見抜くには?
偽装結婚を見抜くのそこまで難しくありません。
気をつけるのは年齢差です。
明らかに自分より年下の外国人が結婚したいと迫ってくる場合は、嘘か本当かは置いといて、偽装結婚だと思い込みましょう。
そうすることで、恋愛をしながら、どこか客観的に相手を見ることができます。そうすると、結婚を急いでいたり、あまり会わないことが多いなどの、よくよく考えれば不自然なことに気づきやすくなります。
恋は盲目と言いますが、長い間独身であればあるほど、恋愛すると周りが見えなくなります。
まずは、相手と年齢差があれば、『何かあるかもしれない』と考えることが大切です。
また、年齢が相手と近い場合は、出来るだけ相手のことを知るようにしましょう。『好きとか結婚したいと言われるけど、そもそも相手がどんな人なのかがよくわかっていない』という場合はかなり怪しいです。
とにかく、偽装結婚を見抜くためには冷静になることです。これは、国際結婚とか関係なく、結婚相手を探すために大切なことです。
最後に
国際結婚における偽装結婚を企む人は、日本での永住ビザを目的としています。
愛のためではなく、ビザのために結婚するようであれば、必ずおかしい点や怪しい点が出てきます。
そのときに、恋は盲目の状態であるのではなく、当たり前におかしいとか怪しいと思えるような冷静さを持てるようにしたいものです。
それでは。