ベトナム人と結婚して感じたよかったこと、そうではなかったこと
どうも。
他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。
私は、ベトナム人と結婚しました。私が男で妻が女です。
この記事を書いている時点で結婚して7ヶ月が経過しました。そこで、改めてベトナム人と結婚してよかったこと、そうではなかったことを考え、紹介したいです。
やはり、結婚と言えど全てがプラスになるわけではありません。マイナス面もあるけど、プラス面が大きいから結婚できるのです。
今回の記事がベトナム人と結婚したい方や日本人と結婚したいベトナム人の方の参考になれば幸いです。
ベトナム人と結婚してよかった点
ベトナム人と結婚するといっても、生活は日本でしているのでよかったと思える場面は以外と少ないです。
それでも、ベトナム人と結婚したからこそよかったと思える部分は少なからずあるので紹介します。
その① ベトナムに旅行することが多くなる
妻からすれば、ベトナムに行くことは帰省になりますが、私からすれば立派な海外旅行です。
海外旅行は、お金がかかることは否めないですが、新たな発見だったり日本の良さを改めて実感できる良い機会です。
そのような経験が今後ずっとできるということは人生においてはかなりのメリットだと感じています。
また、ベトナムは南北に長い国なので、妻の実家に帰省がてら、ベトナムで観光旅行することもできるので帰省自体も億劫になることはありません。
その② 日本語が通じない
妻の家族はベトナム在住者なので、当然日本語は理解できません。
言葉が通じないので、不便だと思われがちですが、それはそれで良い点になります。
お互いに言葉が上手く通じないので、遠すぎず、近すぎずの関係が築けます。
決してお互いに嫌いということではありませんが、言葉が通じない以上は一定の距離感ができるのです。
もし、気に入らないことがあったとしてもお互いが『ベトナム人だから、日本人だから』と諦めというか、しょうがないという気待ちになるので些細なことで揉めたりすることはありません。
その③ 親族が増える
ベトナム人は基本的に兄弟が多いです。
日本でもたくさんの兄弟がいる家庭がありますが、ベトナムではその割合が多いです。特に今(2019年)の時点で20〜30代の人の親世代はとにかく兄弟が多いです。
私の妻の父親も8人兄弟の長男であります。兄弟それぞれに家族がいるので、親族はとても多いです。
私も結婚の挨拶などで、妻の親戚の方とお会いしましたが、とにかく多いです。30人くらいはいたと思います。
また、今は下火になりつつありますが、日本にくるベトナム人が多いこともあり、日本でも妻の親戚が暮らしています。
そのため、日々、関わる人が多くなりベトナムについても色々と知る機会が増えたためよかった点と言えます。
その④ 友達(知り合い)が増える
親族が増えることに少し似ています。
私の妻は留学生として日本に来ました。そのため妻には留学生時代の友達がいます。
全員ではないですが、特に仲の良い妻の友達は私に紹介してくれるのでベトナム人の友達や知り合いが増えました。
親族もそうですが、ベトナム人の友達や知り合いができて、ベトナムについて色々な話をしていくことで、ベトナムの文化や日本にくるベトナム人のことについて知ることができました。
私自身、初めは外国人、特にアジア圏の方には少しばかり偏見というか先入観を持っていましたが、たくさん話をする中で偏見や先入観は無くなりました。
グローバル化なんて言われる昨今の中、このような経験というか関係はすごく良いことです。
ベトナム人と結婚して良いとは思えない点
やはり、異文化同士の結婚なので、乗り越える壁も日本人同士の結婚よりも多くなります。
そのため、『それは、違うでしょ!』と言いたくなる場面もそれなりにあります。
その① プライドが高い
これは、ベトナム人女性に言えることです。
ベトナム人の女性はしっかり者というイメージがあります。実際に私の妻もしっかり者です。
ですが、しっかりしているが故にプライドがかなり高いです。自分から謝ることはまずありません。自分の考えも曲げないです。
そのため、ケンカになるとこちらが折れないと終わらないです。
その② 日本人との相性はそこまでよくない
ベトナム人との結婚を全否定しかねないですが、実際にその通りだと感じます。
ベトナム人は『今』を大切にします。そのため将来のために今を我慢するという考えをあまり持ちません。
一方で日本人は計画的です。将来から逆算して今を我慢するかどうかを考えます。
ベトナム人からすると日本人は細かい性格だと思われています。
特に税金とか法律については理解をそこまで示してくれません。
ベトナム人と日本人の相性はそこまでよくないです。だからこそ結婚したいと考えるのであれば、相性がよくなくても、それでも結婚したい明白な理由が大切です。
その③ 記念日が増える
ベトナムでは『女性の日』という特別な日が年に2回あります。
それは、形式的ものではなく、かなり大切な日になります。
何をするのかというと、女性への日々の感謝としてプレゼントを贈るのです。
かつては、花を贈ったり、家事を代わりにやることが主流でした。しかし、時代の流れによってプレゼントの中身が変わりつつあります。
もちろん、花を贈ったり、家事を代わりに行うことをプレゼントとしても大丈夫ですが、最近の若い女性にそれはウケが悪いです。
ブランド物のバッグやアクセサリーなどはウケがいいです。
そうなると、出費が多くなります。年に2回なので尚更です。また、女性は過去のプレゼントをよく覚えているので、前回よりグレードダウンすると『自分のことが大切ではない』と受け取られてしまうので悩みの種になります。
また、『女性の日』を忘れるというのは破局をもたらしかねないのでご法度です。
ちなみに、ベトナム人男性と日本人女性が結婚する場合には『女性の日』は大いにプラスになります。
なぜなら、ベトナム人男性が『女性の日』を忘れることがないからです。それだけベトナムでは大切な日になります。
その④やかましい?
ベトナム人は声が大きいです。
日本でベトナム語を耳にすると際立つのを抜きにしても声は大きいです。
ただ、日本語を話すときはそこまで声は大きくないです。問題なのは、ベトナム人同士で話すときです。
慣れないと、100パーセントうるさいと感じますし、耳障りに感じます。
悪いことではありませんが、慣れるまでは少しばかり辛いかもしれません。
最後に
ベトナム人に関わらず、外国人と結婚するのは大変なことです。
ですが、壁を乗り越えることができれば幸せになれます。
『国は違うけど、もっている心は同じだから分かり合える時はくる』
これは、妻の親戚の方が私にかけた言葉です。
文化は違っても、優しい人は優しいし、ダメな人へダメだということを再認識させられた言葉でもあります。
ベトナム人と結婚すると、山あり谷ありの人生の山が少し高くなり、谷が少し深くなるだけです。
せっかく結婚するのであれば、わたしたちはできるだけ後悔のないようにしたいものです。
それでは。