ここ数年でコンビニの外国人勢力図がベトナム人一強になりつつある理由

どうも。

えるこんです。

最近は飲食店を中心に外国人スタッフが多くなりました。

かつては、工場が外国人労働者の定番でしたが飲食、サービス業にも外国人労働者が増えてきています。

特にコンビニは外国人スタッフが多いです。

かつては、中国人のスタッフが多いイメージがありましたが、ここ数年でベトナム人スタッフの台頭が顕著になりました。

これはたまたまではなく、ちゃんとした理由があります。

今回はその理由について説明します。

留学？で来日するベトナム人が急増した

ここ数年でベトナム人の来日者数は急増しました。

あくまで、訪日外国人の割合は中国が一位ですが、ベトナムは二位まで登りつめてきました。

ベトナム人は出稼ぎや留学目的で来日します。

ベトナム人は日本に一種の憧れを持っているため来日者が増えているのです。

まあ、中には留学なのか出稼ぎなのかよくわからない来日ベトナム人もいますが。。。

ここ最近は、中国人の勢いも無くなってきたため、かつて中国人が占めていたコンビニアルバイトのポジションをベトナム人が奪った形になります。

仕事が簡単

来日するベトナム人の半数は日本語が絶望的に下手なくせに一丁前の稼ぎを目論んでいます。

そのため、ありつく仕事は極力日本語を話さない仕事か需要の多い仕事にすぐに飛びつきます。

そうなると、働きやすい仕事は工場かコンビニになります。

工場は日本語必要ないですし、コンビニはアルバイト募集率が高いからです。

特に、コンビニは自動化が進みレジ業務もかなり簡単になりました。

スーパーのようにたくさんの商品のレジはあまりないのでその点もかなり楽です。

また、商品の陳列、清掃などは日本語がわからなくてもできるため外国人には人気があるようです。

また、コンビニは至るところにあり、アルバイト募集も店のガラスにデカデカと掲載しているので目に入りやすいという理由もあります。

日本に来たばかりではタウンワークなどのアルバイト情報媒体についてよくわからないです。

貼り紙が目につくコンビニのアルバイトに最初に応募するのも理解できます。

コンビニの時給は全体的に安くなる傾向があるので日本人が避けがちです。

そのため、コンビニ側も人手不足になり外国人スタッフを積極的に採用しています。

店側としたら安い時給で働いてくれるし、外国人からしても働きたいから時給はとりあえず我慢するのでお互いにメリットがあるのでベトナム人に限らず外国人には人気のアルバイト先になります。

給料が手渡しで貰える？

なんだかんだ言ってこれが一番大きいです。

コンビニと言っても経営しているのはフランチャイズオーナーがほとんどです。

このオーナーはコンビニの社員ではないので、店の名前は使用しますが、あくまでオーナーが経営している状態になります。

簡単に言うと個人経営しているということです。

時給はオーナーが決めることです。地域差だけではなくオーナー次第でも時給は大きく変わります。

また、給料の支払い形態もオーナーが決めることです。銀行振込でも手渡しでも構わないのです。

そのため、給料を手渡しで貰うことを交渉することも可能になります。

給料を手渡しするということは考え方次第では良いようにも悪いようにもなります。

現状もしては、給料の手渡しにメリットを見出してコンビニアルバイトに応募するベトナム人スタッフが多いのです。

廃棄が貰える

日本人もそうですが、廃棄を貰えることはありがたいです。

食費が浮くので節約にもなります。

最近のコンビニ食はレベルも上がり普通に美味しいので尚更ありがたいことです。

私は廃棄狂でしたので廃棄を食べまくっていましたがお金がないときは本当に助かります。

ベトナム人も案外廃棄をもらう人は多いです。

口に合わない人はとことん無理なようですが、だいたいの人は美味しいと言って食べています。

そう考えるとコンビニの時給は妥当なのかもしれません。

28時間ルールの抜け道？

ベトナム人スタッフは基本留学生です。

留学生が日本で労働する際には1週間で28時間を超えてはいけないという法律の決まりがあります。

あくまで勉学を理由に日本に来ているので勉強して下さいということです。

この法律自体は何も問題ないです。

しかし、アルバイト経験のある人は理解できるだと思いますが、1週間に28時間だけの労働ではそこまで稼げません。

月に12万円程だと思います。

ベトナム人留学生は学費を自分で払っている人が多いので月10万程度では生活できないです。

先程もいいましたが、コンビニはフランチャイズ店舗がほとんどです。

店での働き方はオーナーが決めます。

私が以前働いていたコンビニもフランチャイズ店舗でしたが、オーナーが自分の会社を持っていました。当然就業規則も存在していました。

これ以上は何も言いませんが、コンビニの経営方式をメリットと捉えるベトナム人は多いということです。

群れをつくりやすい

やはり、周りが日本人だらけでは不安もあります。

優しい日本人スタッフばかりであればいいですが、厳しい人や少し変わった日本人と働くことは外国人からしてもストレスになります。

なんだかんだ言ってコンビニで働く日本人は私も含め癖の強い人が多いです。(もちろん全員ではありません)

そのため、一つのコンビニに同じ国のスタッフが集まり働きやすい環境をつくる傾向があります。

日本人でいう友達とアルバイト先が同じ感覚です。シフト変わりたい時も気軽にできます。愚痴や他愛もない話もできたりと精神的にも楽になります。

しかし、群をなすことは必ずしもいいことではありません。勝手なルールを作ったりやりたい放題できるからです。

私もベトナム人スタッフと同じシフトの時は好き勝手やれました。今となってはいい思い出ですが。。。

おわりに

日本も多くの留学生がやってきます。

今後もベトナム人の来日者数は増える見込みです。

アルバイトに関わらず、あなたの職場にもベトナム人が来るかもしれません。

決して悪い人たちではありませんが癖がつよいです。

もし一緒に働くときがきたら覚悟？が必要かもしれないです。

それでは。