コンビニアルバイトを真面目にやるべきか否かについて
どうも。
他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。
コンビニのアルバイトは真面目にやるべきですが、真面目すぎるのはよくありません。
1番いいのは、上手くサボれるように真面目にやることです。
真面目に働いていればそれでいいというわけではない理由を私の実際のコンビニアルバイト経験から紹介します。
- 基本は真面目にやるべき
- ひたすら真面目に働いていた時期
- 真面目を自己満足と勘違い
- 自分よりも仕事が早い人との出会い
- 仕事を任せるようになって上手く息抜きすることを覚えた
- 自分だけ頑張っている状況は自分にも非がある
- せっかく働くのであれば働きやすい環境を自分でつくってみる
- 最後に
基本は真面目にやるべき
コンビニアルバイトに限った話ではありませんが、仕事は真面目にやるべきです。
仕事をする以上は、お金が貰えます。特にアルバイトの給料となると能力給ではなく、労働に対する対価としての給料の意味合いが強いです。
それは当然のことです。いくら、仕事ぶりが素晴らしくても毎年時給がポンポン上がることはなく、ボーナスも出ないからです。
だからこそ、シフトで決められた時間は真面目に働かないといけないのです。
しかし、真面目に働きすぎるとそれはそれで、色々と弊害が出ます。
ひたすら真面目に働いていた時期
私はコンビニでこれまでに7年間働いてきました。
その中でも、5年くらいはひたすら真面目に働いていました。
そのため、アルバイト先の社員やオーナーからはかなり信頼されていました。時給を特別に上げてもらったり、シフトの融通をきかせてもらったりしていました。
仕事ぶりも、自分で判断したり、わからないことも自分から聞いていたのでコンビニの仕事に対する自信がかなりありましたし、責任感をもって仕事ができていました。
真面目に仕事をするということは、いいことです。しかしそんな私もあることがキッカケで真面目に仕事をすることについて考えを改めるようになりました。
真面目を自己満足と勘違い
真面目に仕事はしていましたが、よくよく考えると、ただの自己満足に過ぎなかったことに気づきました。
確かに、私は全ての仕事をカバーできるくらいの仕事ぶりでした。しかし、一緒にシフトに入っているスタッフはいつも暇そうでした。
私は、「自分がやるから、大丈夫」と自分にも一緒にいるスタッフにも言っていました。このような考えは、言われた相手からしても「自分暇なんですけど!」と言いたくなりますし、「あの人が全部やってくれるからサボってもいいや」と思わせてしまいます。
実際、一緒にシフトに入るスタッフは、私と同じシフトにならないスタッフに比べるとできる仕事の範囲が狭かったです。
自分以外に目を向けて初めて、仕事を真面目にやってはいたものの、全ての仕事を責任持ってやれる自分に酔っていた部分があることに気づきました。
自分よりも仕事が早い人との出会い
自己満足で仕事していたことに気づいてからは、できるだけ私は仕事をしないようにしました。というのも、自分よりも仕事の早い新人が入ってきたからです。
仕事も早いし、言われたことはしっかりやるので、私もそのスタッフを信用して少しずつ、色々な仕事を分担するようになりました。
コンビニの仕事なので、私がレジに立ち、他のスタッフに商品の片付けとか陳列、整理を任せるといった感じです。
任せると言っても、自分は何もやらずに知らん顔するのではなくて、やってほしい仕事をお願いして、わからない時は教えながらお願いしていました。
そうすると、どうでしょう。今度は私が暇になり、他のスタッフが何かしらの仕事をやるようになりました。
その時に、周りが仕事していて自分だけ暇という状況の辛さを身をもって知りました。
仕事を任せるようになって上手く息抜きすることを覚えた
積極的に周りのスタッフに仕事を任せるようになり、私には勤務中の暇な時間が増えました。
始めは、暇ということに慣れず、イライラすることもありましたが、暇なので視野が徐々に広くなりました。
他のスタッフは、仕事はやっているものの、ちょくちょく事務所に戻ってスマホをいじったりしていました。ですが、やるべき仕事はしっかりやっていたので『上手く息抜きしているなー』と感じました。
だからと言って私も、スマホをいじりたいとかではないです。それでも、タイミングを見計らって誰にも迷惑にならない程度に息抜きをすることは大切なことだと思いました。
それからは、他のスタッフのマネではありませんが、タイミングを見計らっては少し休憩をするようになりました。
その結果、気持ちにも余裕が出てくるようになり、他に何かできる仕事を他のスタッフと考えたり、談笑するようになりました。そうすることでコミュケーションをとれるようになり、仕事もよりスムーズにできるようになりました。
自分だけ頑張っている状況は自分にも非がある
よく、他の人が全然仕事やってくれないから自分だけ仕事の量が多くて不公平だ!と考えたり、店長に言う人がいます。
私も、一人よがりで仕事をこなしていたときは同じことを考えていました。
そして、こう考えるのです。
なんで、仕事のことについて聞いてくれないの?指示待ちではダメでしょ!
自分ばかり仕事をしていて、他のスタッフがレジでボーっとしていたら、普通そう考えるものです。
しかし、この考えは少し間違いです。
確かに、指示待ちで受け身のスタッフはこちらが指示しないと仕事をしてくれません。自分から動こうとはしないです。これには、ある理由があります。
それは、何をしていいのか分からないからです。何をしていいのか分からないからこそ、指示を出してほしいのです。
そこで、指示を出さないで一人よがりで仕事をやってしまうと、どうせあの人全部やるでしょ。何も言わないからそれでいいや。となってしまうのです。
指示待ち人間について、受け身だと思うのであれば、まずは自分がそのスタッフに指示してあげないといけません。結局、受け身のスタッフからの何かやることありますか?私がその仕事やりますよ!という声を待っていては、自分自身も受け身の人間になってしまうのです。
受け身のスタッフが嫌だと感じているのに、実際は自分も受け身だったなんて皮肉は笑えないですよね。
人間なので性格はそれぞれです。受け身になりがちなスタッフについては、自分から声をかけてあげるくらいはしてあげないといけません。
それでも、仕事やってくれないスタッフについては、、、ダメかもしれませんね。
せっかく働くのであれば働きやすい環境を自分でつくってみる
あの人は仕事全然やらない!!
こんなことで仕事が憂鬱になってはもったいです。
仕事を率先してやることができるのであれば、自信をもって周りのスタッフをリードするべきです。
それでダメならしょうがないのではないでしょうか。
たかがアルバイトかもしれませんが、一生懸命頑張ることは悪いことではありません。
最後に
コンビニアルバイトについての心構えを整理します。
- 一人よがりは真面目とは言えない
- 人に文句つけるなら、まずは自分からアクションしないと自分も受け身になる
- たかがアルバイトかもしれないけど、やれることは一生懸命頑張る
コンビニのアルバイトは意外と奥が深いので、気持ちがあるのであれば是非頑張ってほしいです。
それでは。