就活にアメフト部が有利とはいえない3つの理由
どうも。
他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。
昨今の就活においてアメフト部は有利ということをよく耳にします。
実際に私の大学でもアメフト部のOBは良いと言われる企業に勤めている人は多いです。
しかし、大学でアメフト部に所属していても就活が有利になるわけではありません。
なぜ、そんなことが言えるのか?
それは、私が大学時代にアメフト部所属していたにもかかわらず就活はうまくいかなかったからです。
そこで今回はアメフト部が就活に有利とはいえない理由を紹介します。
- アメフト部が就活で有利といわれる理由
- アメフト部が就活で有利というのはあくまで全体的なこと
- アメフトやっていても人間性は変わらない
- コミュニケーション能力が高いとは限らない
- 私や私の周りの人の就活について
- 最後に
アメフト部が就活で有利といわれる理由
アメフト部が就活に有利といわれているのはアメフトというスポーツに理由があります。
アメフトはチームスポーツではありますが個々の役割は全く異なります。
それはまるで企業という組織の中で個々の役割を全うする体系に似ています。
企業にアメフト部のウケがいいのはこのようなところにあります。
また、アメフト部は練習がハードです。
メンタル面もある程度は強いと企業側は思っているため、この点についてもウケがいいのです。
アメフト部が就活で有利というのはあくまで全体的なこと
これは非常に大切です。
アメフト部だったらどの大学でもいいのかというとそういうことではありません。
組織力の強い強豪大学のアメフト部に所属するとはじめて就活に有利といえます。
メディアはこのような本質的なことは基本伝えないのでアメフト部は就活に有利という印象操作が完成されてしまうのです。
もしあなたが企業の採用担当だったとして目の前に名のある強豪校のアメフト部出身者と地方の弱小チーム出身者のどちらかを採用するとなったときどちらを採用しますか?
結局はそういうことなのです。
地方の有名ではない大学のアメフト部出身では就活で有利ということにならないわけです。
アメフトやっていても人間性は変わらない
アメフト部が就活で有利とはいえない一番の要因です。
アメフト部に所属していたとはいえ、様々な人間がいます。
キャプテンや主将、その他の部門のリーダーをやってきたような人間。
試合にすら出ることができなかった人間。
メンタル面が弱い人間。
アメフト部のキャプテンなどのチームをまとめる役割を全うした人間は就活もうまくいく可能性は高いです。
しかし、アメフト部にいたけど試合に出れなかったとかメンタル面は弱い人間は果たして企業は評価してくれるのでしょうか?
企業も募集に対して落とす人を決めないといけません。
結局アメフト部のイメージとギャップがあったり真剣に取り組んでいなかったということが企業側に伝わってしまえばむしろ不利になります。
結局はアメフト部のカースト上位の人間は就活に有利になりやすいということなのです。
コミュニケーション能力が高いとは限らない
組織にいるからといって全員のコミュニケーション能力が高いわけではありません。
アメフト部に所属していても話すのが苦手な人間もいるわけです。
チーム内でコミュニケーションを頻繁にとれても、実はチームに溶け込むのに時間がかかったとか、チーム外の人は全然話せない、ということはよくあることです。
アメフト部に所属していても素の部分はなかなか変わらないのです。
そのため、話すことが苦手な人は面接でも話したいことを伝えることは難しいです。
私や私の周りの人の就活について
私は大学を卒業してから2年ほどフリーター生活をしていました。
ですが、就活の際にアメフト部だったことを伝えるとウケはよかったです。
私はポジションやユニットのリーダーを務めていたことも助けてになっていたと思います。
しかし、別の企業ではアメフト部に所属していたことを伝えましたが、それで?という感じでした。
結局はアメフト部で何をやってきたかということが明白に言えてはじめて就活で有利になると言えるのではないかと感じました。
また、現役で就活していた私の周りの人は上手く行く人もいれば上手くいかない人もいました。
それは、私の先輩を見ていても同じことでした。
現実はアメフト部に所属することが有利とはとても言えませんでした。
やはり就活の最後にモノをいうのは人間性ややりたい仕事とマッチしているかどうかによります。
最後に
アメフト部が就活に有利かどうかは所属するチームの組織力や個々の人間性によります。
そのため人によっては武器になるかもしれないし、武器にならないかもしれません。
ただ、不利になることはないです。
就活をする上で大切なのはアメフト部に所属していたかどうかではなく、自分にとっての武器を見定める客観性なのではないかと感じるこの頃です。
それでは。