残業のメリットとデメリットを考えることの重要性
どうも。
自分にも他人にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。
就職してから、残業をするようになりました。
私は、残業反対派です。
残業に反対する理由は色々とあります。それだけで記事が一つ作れてしまうので、またの機会に記事を書きます。
と、少し話が逸れてしまいましたが、私は残業をすることであることに気づきました。
それは、
残業のメリットとデメリットを考えることの重要性です。
現在では、残業は悪というムードが漂うところがあります。
しかし、残業は悪とは言い切れません。
それは考え方次第だからです。
今回は、残業のメリットとデメリットを話すことで自分自身にとっての残業とは何なのかを考えて頂けたら幸いです。
残業のメリット
残業をすることが天国であるということは、残業にメリットがあるということになります。
残業代が発生する
残業をする最大のメリットです。
残業はやればやるほど残業代として基本給に上乗せされます。
世の中お金が全てではありませんが、お金があることに越したことはありません。
毎日30分でも残業を続ければ基本給にプラスして1万円は稼げます。
アルバイトではないので時給もそれなりに高く設定されています。
残業代がしっかりと支給されるのであれば稼ぎたい人には残業は天国となりえます。
仕事のスキルアップになる
残業をするということは基本的には仕事量が増えるということなので、必然と仕事に対するスキルは上がります。
仕事のスキルが上がれば昇進や昇給にもつながり地位や年収をあげることが可能です。
仕事も頑張って、給料も上がれば文句はないです。
目先にとらわれず先見性を持ってを仕事を頑張れる人には残業は天国といえるでしょう。
残業のデメリット
どちらかというと、残業に対するデメリットについて知りたいと思うのが心情のはずです。
仕事だけの人間になる
残業に対する最大のデメリットです。
定時に仕事を終えて帰るのは当たり前のことなのですが、日本の多くの企業では定時に帰りづらいのが現状です。
企業という組織に属する以上仕事はチームでやることになります。
いくら自分の分が終わってもチームの誰かの仕事が終わっていなければ協力して残業することになりやすいです。
また、所属部署の上司が仕事人間だと残業が基本になるので上司を尻目に帰ることもなかなかできません。
このように、残業しざるを得ない状況に置かれてしまうと仕事だけの人間になってしまいます。
家族を持つ人にとっては一番避けたい事態です。
仕事ばかりで家族と過ごせないのはおかしな話です。
仕事は家族があってこそです。
仕事あっての家族ではありません。
逆に独身だったら仕事人間になっても大丈夫かもしれないと考えてしまうかもしれませんが、望まない残業を続ければ心身が侵されてしまいます。
心身がやられてしまうとその後の人生が台無しになりかねないです。
サービス残業の存在
未だにサービス残業を強いる企業はたくさんあります。
実際の残業時間よりも支給される残業代が少ないとか、残業したこと自体がなかったことにされていたりなど首脳陣はあの手この手で残業代をカットしようとします。
これは、36協定などの絡みもあってのことなので一概に経営者がケチだとは言えないですが、経営者からすれば残業代を払わなくても何も言われないのであればラッキーだと感じることは確かです。
また、サービス残業は一度ハマってしまうと抜け出すことは難しいです。
まさに地獄です。
残業代が発生しない
これは、管理職や労働裁量制の対象となる人に言えることです。
勤務時間にある程度自由が利く一方で残業という概念が無くなってしまいます。
俗に言う定額使いたい放題というやつです。
もちろん、基本給も上がりますがどう考えても給料の割に合わなくなってしまいます。
どれだけ夜遅くまで仕事をしても給料は変わらないです。
管理職まで行くと仕事に対するモチベーションは平社員のそれとは違うため仕事は全うしますが余程の気持ちがないと心身がダメになります。
まとめ
残業に対するメリット、デメリットの決め手は残業の自由度です。
繁忙期だから残業をすることは、残業に必要性があるため悪いことではありません。
定時で帰れるときもスキルアップを狙い他部署の手伝いをするなど、能動的な残業も悪いことではありません。
一方で、定時で帰れるけど、帰り辛いから残業することは必要のない残業になるのでとても悪いことです。
サービス残業を強いられることは、ただの奴隷になってしまうので悪いことです。仕事はボランティアでやっているわけではないので仕事した分の対価は支払われる必要があります。
このように、残業に対するメリット、デメリットを考えることは非常に大切なことです。
メディアは基本悪いことしか報道しません。残業について正しい理解がないとなんでもかんでも残業は悪いことになります。
そうではなくて、今自分がしている残業について、残業に対するメリットとデメリットを考えることで仕事に対する考え方も変わります。