【アジア短距離界の先駆者】劉翔選手のことをみなさんは知っていますか?
どうも。
他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。
最近(2017年頃から)、日本の陸上男子の短距離界、特に100メートル走が熱いです。
日本記録も9秒台に突入し、アジア記録は9.91秒です。
アジア人には圧倒的不利といわれた100メートル走でアジア人が世界大会の決勝に残れるようになりました。
しかし、アジアの短距離界では過去に伝説を作った人物がいます。
アジアの短距離界を過去に1人で牽引し、世界の頂点に立った人物を知ってますか?
それこそが中国の劉翔選手です。
劉翔選手なしではアジアの短距離界は語ることはできません。
今回は、伝説的存在の劉翔選手について簡単にですが、紹介します。
劉翔選手のプロフィール
写真は著作権のこともあるので掲載しません。
劉翔選手は中国生まれ、中国育ちの中国人です。1983年生まれで2019年に36歳になります。中国語だとリュウシャンと呼びます。
日本ではリュウショウの名で有名です。
その劉翔選手ですが、種目は100メートルではありません。110メートル障害つまりハードルの選手です。
そのため、純粋な短距離走ではありませんが、アジア人にとって不利なことには変わりはない種目です。
劉翔選手は2004年のアテネオリンピックと2007年の大阪世界陸上で金メダルを取っています。
さらには、2006年には12.88秒の当時の世界記録を打ち立てました。現在劉翔選手の記録は世界歴代3位です。
ジュニア世界記録(13.12秒)の保持者です。
ちなみに日本記録は13.36秒です。
そして、アジア人で唯一のオリンピックでの陸上トラック種目の金メダリストです。
中国ではスーパースター
劉翔選手は、アジアの昇り竜、13億人の象徴言われるスーパースターです。
CMを始めとする様々なものに劉翔選手はイメージキャラクターとして採用されていました。
YouTubeに劉翔選手についての紹介があったので一度見て下さい。
劉翔選手は元々ハードラーではなかった
劉翔選手は、身長が189センチと長身だったため最初は走り高跳びをやっていたそうです。
しかし、高身長が有利な走り高跳びでは劉翔選手の身長は武器になりませんでした。
そして、110メートルハードルに転向したところ頭角を現し、世界のトップまで登りつめたのです。
劉翔選手の武器は、ハードリングとハードル間の走りです。ハードルをまたぐときの体の軸の安定がずば抜けてよいです。
また、ハードル間の走りもキレイなフォームで走るのでハードルを4台くらい越えるときには他の選手との差が広がっていくのです。ちなみにハードルは全部で10台です。
日本人にもチャンスはある
劉翔選手は、アジア人だから短距離走では勝てないという定説をぶち破りました。
日本人にもチャンスはあるはずです。
次は自分だ、という気持ちで頑張ってほしいです。
最後に
陸上競技は日本がアジアでも有数の強さを誇るとイメージされていますが、陸上選手としてビッグタイトルを獲得したり、あと一歩まで迫るのは中国選手の方が多いです。
日本は、マラソンや競歩が得意ですが、トラック種目、特に短距離走でもさらなる躍進にむかって精進してほしいと思います。
それでは。