ほうざんのもしかするとためになる話

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パチンコを簡単に禁止できない3つの理由

どうも。

 

えるこんです。

 

以前、パチンコの換金制度の廃止によるパチンコ業界の衰退について記事を書きましたが、今回はパチンコ業界が衰退しない理由について踏み込んでいきます。

 

これだけ、世間から悪いイメージを持たられているパチンコですが、パチンコ業界が潰れないことにははっきりとした理由があります。

 

言うても規模が巨大

パチンコ業界はなんといっても規模が大きいです。

2017年のパチンコの市場規模は19兆円であることからかなり巨大な市場であることが伺えます。これでも全盛期の30兆円から衰退しているので驚きは隠せません。

 

これだけ大きいは市場規模を誇るパチンコ業界なので、そう簡単には潰すことはできません。

2018年の日本国の国家予算は97兆円です。パチンコの市場は19兆円なのでだいたい国家予算の5分の1になります。

これだけの市場規模が無くなることは国の経済にも影響を与えていることにつながります。

そのため、国を挙げてパチンコ業界を潰す方針にはならないのです。

 

政治、警察、メディアとの癒着

市場規模の大きさが関係します。

パチンコの市場規模は日本の国家予算の5分の1ほどです。それだけ巨大な市場ですから政治などに影響を与えることはそこまで難しくないです。

 

政治家や警察関係者の人間を応援することは誰でもできます。しかし、お金をたくさん持っている人とそうではない人が応援する場合はどうでしょう。政治家や警察関係者の人たちは偉い人であると同時に金の亡者であることが多いです。もちろん全員がそうではないですが人間である以上、欲には弱いものです。このようにしてパチンコ業界は政治家や警察関係者と親交?を持つことでパチンコに対する規制や廃止論にの一定の抑止力を持つことになります。

 

また、パチンコ業界はメディアとの関係も深いです。

テレビでパチンコ店のCMをよく見ると思います。あのCMはもちろん宣伝のためなのですが、テレビ局のスポンサーをしているからこそCMが流せるということでもあります。

言ってしまえば、みなさんが普段観ているテレビ番組のほとんどがパチンコ業界によって支えられているということになります。

これが何を意味するのかはもうおわかりだと思います。

 

もし、パチンコ店に不利な出来事、例えばパチンコ店での自殺や法律に触れるような事が起きた場合、基本テレビ局はニュースとして流さないです。 

あくまでニュースとして流すのは、売り上げ金の強盗やパチンコ店内での客同士の揉め事、ゴトと呼ばれる違法な遊技についてです。

つまり、パチンコ店が被害者であることはニュースで流しますが、パチンコ店が加害者になりかねないような出来事は基本ニュースではながしません。 

スポンサーの顔に泥を塗るような行為は、テレビ局にとっても自殺行為になるからです。

 

また、政治家や警察関係者も同じです。

よく聞くのが、釘や遠隔操作の疑いの通報があっても警察はまともに取り合ってくれないということです。

警察とはいえ、所轄の人間はあまりパチンコ業界との関係はないのですが、警察署のトップとパチンコ業界が親しい間柄であれば基本トップの考えに背くことはできません。結果としてパチンコ絡みの通報は適当にあしらわれてしまうのです。

 

政治家は、パチンコを違法とみなし禁止にすることは本気になればできることです。

しかし、市場規模の巨大さ、パチンコ業界に応援してもらっているという背景から中々パチンコ業界にメスを入れることできないのです。

 

パチンコを禁止にすると失業者が続出し、日本の経済にも影響がでる

何度も言うようにパチンコ業界の市場規模は巨大です。全国のパチンコ店の数も減少傾向にあるものの2017年の時点で10596店舗あります。

 

店の大きさに差はありますが、1店舗の従業員を15人と考えても全国のパチンコ店の従業員は15万人はいることになります。 

もし、法律でパチンコを禁止にすれば15万人が一度に失業することになります。この他にも本部での勤務の社員もいるため失業者の数はもっと増えると考えられます。

 

また、パチンコ市場は19兆円と言われているのでパチンコが禁止になればこの19兆円はなくなります。

このようなことがおこれば日本の経済は大きなダメージでは済まないレベルの損失を被ることになりかねないです。

 

終わりに

パチンコは確かに遊技としてもギャンブルとしても悪いものです。

できることなら、早急に禁止にするべきです。

 

一方で、パチンコ業界は様々な業界との親交も深く、パチンコ業界を敵に回すことはそのバックにいる人間も敵に回すことになります。

 

パチンコは悪いものだから禁止ということは簡単にはできません。現在は必要悪として存在すると言っても過言ではありません。

 

また、パチンコ業界を潰せば国の経済をも揺るがすことにつながりかねません。パチンコを反対している人にもその影響はあると思います。 

 

パチンコは無くなれば理想なのですが、パチンコには非常に多くの人間が関わっている状況なので現時点でパチンコを禁止にするということは99%不可能です。

ただ、私はこの世に絶対はないと信じているのでパチンコ業界が改心してくれる可能性1%を信じていくつもりです。

 

それでは。