ほうざんのもしかするとためになる話

少しでも役立つ情報を掲載できればと思っております。

【公務員の給料】税金の無駄遣いなどの不満を持ったら、パチンコ屋の店員のことについて考えると少しはその不満が解消できます。

どうも。

 

他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。

 

以前、公務員のボーナスについて批判的な記事を書きました。

www.erukon.com

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記事を書いたあと、コメントをいただいたのですが、コメントの中の勤務時間に対して給料が支払われるという言葉になぜか私は懐かしい感じがしていました。

 

何か同じようなことを以前も考えたことがある。そんな感じでした。

 

そして、思い出しました。

 

パチンコ屋の店員のことです。

 

パチンコ屋の店員のことを考えると、公務員の給料に不満(具体的にもらいすぎだとか、税金の無駄遣いだとか)について、しょうがないという気持ちになります。不満が少しは解消される、そんな感じです。

 

今回は、パチンコ屋の店員について考えることで公務員の給料の不満を少しでも解消できたらと思います。

 

前半はパチンコの話題が続きますが、タイトルを忘れたわけではないのでご安心ください。

 

パチンコ屋の店員に対する見方が変わった私の恥ずかしい過去

私のパチンコにまつわるお恥ずかしい過去を少しだけ紹介します。

 

パチンコ屋の店員のことを馬鹿にして批判ばかりしていたけど、あるきっかけでパタリとやめたという話です。

 

別の記事でも紹介していますが、私はパチンコを主としたギャンブル狂でした。

興味があれば、見てみてください。 

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その時に、パチンコに負けると、勝っている他の客に暴言を吐いたり(パチンコ屋はうるさいのでまず相手に聞こえない)していました。

 

そして、パチンコ屋の店員に対して怒りを持つようになりました。

 

この時点で意味不明です。パチンコ屋にいる客や店員は店に来いとは一言も言っていません。

私が勝手に行って勝手に負けて勝手にキレているだけだからです。

 

家に帰ればふて寝して、ネットで毎回パチンコ屋◯ねと検索して傷を舐めてもらう日々でした。

 

しかし、ある日いつものようにネットでパチンコ屋の悪口をみて心を落ち着かせていたところ、こんなことが書いてありました。

 

パチンコ屋の店員は、労働に対して給料をもらっているわけだから、恨まれる意味がわからない。恨むならパチンコ屋の経営者など上の立場の人間なのでは?

 

これを見て私は納得しました。何か我に返った感じでした。

 

それ以降、私は、パチンコ屋の店員に対して今日も頑張っているなと感心するようになりました。

 

パチンコ屋の店員から学んだこと

パチンコ屋の店員の仕事ぶりがすごいとかそういうことではありません。(接客に力は入れているのですごいのかもしれませんが)

 

パチンコ屋の店員をみていることで、給料は労働の対価として支払われるものだということを再認識できました。

 

パチンコ屋は娯楽施設ではなく、ギャンブル場です。

 

パチンコ屋は慈善事業ではないので、パチンコ屋が儲かるようになっています。

 

そのため、95パーセントの客は負けるのです。

 

そうなると、勝てないからパチンコ屋がムカつく。▶︎客が負けているのにヘラヘラして仕事する店員が目につき余計にムカつく。▶︎店員の給料減らして客に還元しろと考えるようになる。

 

ひと時ではありますが、このように考える客はたくさんいます。

 

気持ちは痛いほどわかりますが、これは全くの見当違いです。

 

パチンコ屋の店員は、あくまで仕事をしています。そのため、労働分に対して給料が支払われるのは当然のことです。そこに、客の勝ち負けは関係ありません。客が勝とうが負けようが、毎月決まった額の給料をもらうのです。

 

ヘラヘラしているように見えるかもしれないですが、笑顔で接客するルールだからです。仕事との1つとしてやっているだけです。

 

パチンコで勝てるかどうかは、パチンコ屋の店員にはどうしようもできません。客の運次第です。

 

そのため、パチンコ屋の店員が働いた分の給料を受け取るのは当然で、恨まれる筋合いはないのです。

 

これは、パチンコ屋に限らず働く人の全てに言えることです。

 

 

公務員も同じこと

公務員に対してもパチンコ屋の店員と同じことが言えます。

 

公務員の給料には、税金が使われています。

 

誰もが払いたくない税金で公務員は飯を食べているのです。

 

そうなれば、公務員のことを批判する人が出てきます。(私もその1人です)

 

しかし、そこで考えて欲しいことは、公務員も労働をしているということです。

 

公務員の労働の価値はよくわからないですが、公務員がいないと国が回らないのは事実です。

 

ということは、公務員も労働の対価として給料や手当をもらうことは特に問題がなく、当然のことになります。

 

公務員の人は、自分たちで給料を決めているわけではありません。

 

決まった規則の元で働いて給料をもらっているだけなのです。

 

景気の良し悪しに関係なく働いた分だけ給料をもらっています。

 

そういう意味では、客の勝ち負けに関係なく働いた分の給料をもらっているパチンコ屋の店員と似ているところがあります。

 

公務員の給料には税金が使われています。しかし公務員は国民のために働いてくれます。だからと言って、景気が良ければ増税して給料を増やすようなことはしていません。

 

細かい部分を考えればキリがありません。公務員の現在の給料の体制については納得せざるを得ないのです。

 

それでも、公務員の給料に対して不満があるのであれば、国や地方自治体の長に文句を言うべきなのです。ルールを変えるしかないからです。

 

そこを理解しないで、闇雲に公務員のことを批判することは間違っています。

 

最後に

公務員の給料が高いかどうなのかはわからないです。

 

ただ、働いた分については給料や手当を受け取る権利があります。

 

公務員といえど、労働者に変わりがないです。

 

公務員の給料への不満が消えるわけではないですが、少しは給料について納得していただき、不用意な批判をしないようにするべきです。

 

みなさんが困ったときに助けてくれるのは公務員かもしれません。

 

それでは。