ほうざんのもしかするとためになる話

少しでも役立つ情報を掲載できればと思っております。

マナカとクレジットカード一体型(wellowカード)に潜む危険性

どうも。

 

えるこんです。

 

今回は、wellowカードについて実際に利用してみての感想を書いていきます。

 

 

wellowカードってなに?

今さら説明なんかいらない、自分も使ってる!

 

そういう人もいるかと思いますが、wellowカードについて説明をしておきます。

 

wellowカードとは、マナカ(愛知県内の地下鉄や名古屋鉄道で発行されているチャージ型の電子カード)にオートチャージ機能がついたカードのことです。

 

何が便利かというと、オートチャージになるので改札を出るときに「チャージを忘れた(-。-;」みたいなことが無くなり、余計な心配がいらなくなるということです。

 

通勤ラッシュとか混雑したときに定期が切れていたり、残高不足なったときの気まずさはなんとも言えないですよね。

 

逆に誰かが先頭で改札が詰まっていたら、特に朝なんかはイライラしますよね。

 

そんな時にwellowカードをもっていれば、恥ずかしい思いやイライラすることがなくなります。

 

wellowカードチャージの仕組み

そんな便利なwellowカードですが、どうやってチャージするかというと、クレジットカードから自動でチャージされる仕組みになっています。

 

クレジットカードでチャージをして口座引き落としで返済する流れになっております。

 

そこで、気になるのはどのタイミングでチャージされるかですよね。

 

自動と言っているので勝手にチャージされますが、チャージされるには、一つの条件があります。

 

それは、マナカの残高が一定以下になる時です。

 

利用開始時はマナカ残高が3000円に設定されて、マナカの残高が3000円を切ると自動で3000円チャージされるように設定してあります。(金額に関してはうろ覚えなのでご了承ください。)

 

もちろん、設定自体はすぐに変更可能なのでカードが自宅に届いたら駅のサービスセンター(定期券買う所)に行き、設定変更をして下さい。

 

変更用紙に名前等記入後、身分証明書を提示すれば簡単にできます。

 

ちなみに、設定の最小額はマナカの残高が1000円切ったら1000円チャージです。

 

それ以下には設定できません。

 

このように、とても便利なwellowカードですが、気をつけて欲しい点がいくつかあります。

 

まずは、チャージされるのは改札でタッチした時のみだということです。

どういうことかというと、このwellowカードは改札でタッチした時にマナカの残高が不足しているとチャージされる仕組みになっています。

 

つまり、地下鉄の駅以外の名鉄の駅や市バス、マナカ利用可能な店でタッチしてもチャージはされないということです。(地下鉄でも上小田井駅上飯田駅ではチャージされないのでご注意を。)

 

........

 

私が言いたいことがよくわからないですよね。

具体的に説明してみます。

 

現在、私のwellowカードは、マナカの残高が1000円を切ると自動で1000円チャージされるように設定してあります。

 

私のマナカの残高が1500円だとします。この状態で名鉄を利用して名鉄線のA駅から片道900円の名鉄線のB駅まで行くことにします。B駅までは900円なので、B駅の改札を出たとき、マナカの残高は600円になります。

 

この時点では名鉄の改札でマナカをタッチしただけなので、マナカの残高は600円ですがチャージされることはないのです。

 

そして、B駅からA駅に戻るときはマナカにチャージされていない状態が続くので結局はA駅の改札で自分の手でチャージするか、精算してもらわないといけないということになります。

 

また、コンビニの買い物をwellowカードのマナカで支払った時もその時点ではマナカにオートチャージはされません。

 

このように、wellowカードは地下鉄利用者には大変便利なのですが、地下鉄を使わない人とっては意味のないカードになってしまいます。

 

衝動でwellowカードを作っても、それは個人の自由なので構わないですが、私個人としては地下鉄利用の少ない人は作らないことをオススメします。

もちろん今後、市バスや名鉄でも自動チャージ化される可能性はあるので今のうちに作っておくのも悪くないかもしれないです。

 

以上のように、wellowカードには良い点、悪い点があり、私はそこまで強くオススメするつもりはありません。

というのも、現在、生活の中でマナカのチャージが習慣付いている人もいるからです。 マナカのチャージは、駅以外でもコンビニに行けばチャージできます。

「チャージをよく忘れる」という人でなければwellowカードはそこまで必要ないかもしれません。

 

wellowカード使用で気をつける点

1番重要なことになります。

wellowカードはマナカというよりクレジットカードであるということです。

地下鉄で通勤通学される人で必要性があればカードを作ればいいのですが、あくまでクレジットカードを作るということを忘れないで下さい。

クレジットカードの発行になるので、絶対に作れるわけではありません。借金していたり、既に複数枚クレジットカードを持っていると発行できない可能性があります。

また、wellowカードを発行できたとしても地下鉄の改札でタッチすると自動でチャージされてしまうので日々の買い物をwellowカードのマナカで済ませがちになります。特に、通勤通学の途中のコンビニで無駄遣いしやすくなります。

 

クレジットカードの限度額に達しない限りは不自由なく使えるため気をつけてほしいです。 無駄遣いさせることがwellowカードの目的です。(あくまでビジネスなので利益が出ないのにwellowカードなんて作らないですからね。)

 

最後に

このように、wellowカードは大変便利なカードです。

そして、世の中はキャッシュレスの方向に進んでいます。

私個人もキャッシュレス化が進むことはいいことだと感じています。

ただし、キャッシュレス化が進む過程言わば現在のようなキャッシュレスと現金主義が入り混じっている状況だと、キャッシュレス主義と現金主義のお互いのデメリットを被りやすくなります。 人生に失敗はつきものですが、お金絡みの失敗はなるべくしたくないものです。

 

話が脱線してしまいましたが、皆さんには、是非ともwellowカードを賢く使って欲しいと思います。