攻撃的で、高圧的な地下鉄車掌の話。
どうも。
他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。
個性的(?)な地下鉄車掌に出くわしたときの話です。
私は、職場まで地下鉄で通勤します。
オフィス街を通過することもあり、朝は満員です。
駆け込みや強引な乗車もチラホラありました。
もちろん、駅員は注意をしますが、ご注意下さい、ご遠慮願います、など当たり障りのない口上で注意するまででした。
しかし、あの車掌だけは違いました。
明らかにキレ気味の車掌
その日も、いつものように満員の電車に乗り込みました。13日ではなく、14日の金曜日です。
すると、
ドアが閉まります、ご注意下さい💢×2
お手荷物、お体をお引き下さい💢×2
これが、爆音で車内にアナウンスされました。
明らかに、うるさいレベルの音量でした。
車内には、低い声で、乾いた、そして無機質な、声色に表情がなく、冷たさをもち合わせた、何か、不安になるような声が響きました。
しかも、車掌はなぜかキレ気味で先程の口上を言うのです。
車掌は男性でした。
ちなみに私の電車の通勤ルートの途中の駅でごっそり人が降ります。
そこまでは、少し降りて、それなりに乗り込んできて、これの繰り返しです。
人がごっそり降りる駅までは、降りるのも乗るのもひと手間なので時間がかかります。
そして、そのキレ気味の車掌ですが、どうやら特定の人にキレているようでした。
キレているというよりは、攻撃的で、高圧的な感じです。
車内アナウンスなので、全車両に響きわたりますが、どう考えても誰かにターゲットを絞って注意しているようでした。
車掌は、乗客の乗り降りの際にホームの様子を見るため、そこで強引な乗車や、荷物を引っ込めない人がいれば、その人に向かってキレていたに違いないありません。
そして、極めつけは、次のアナウンスでした。
前方の車両で無理なご乗車をされたお客様がいたため、出発が遅れました(イライラ)。
ご迷惑をおかけしております。
ふつう、こんなこと言わないです。
もし、こんなことを言われたら、前の客ふざけんな!とか前の客ダサ(笑)とか乗客全員に思われかねないです。
もしかしたら、この車掌やりすぎだろ(笑)
と思われるかもしれないです。
もちろん、(笑)が(怒)の人もいるでしょう。
実際は、朝の通勤ラッシュなので、耳にも入っていない人が大半なのでしょうが。。。
そんなことを考えているうちに降車駅に到着したので、私も迷惑にならないように速やかに降車しました。
攻撃的な方が耳に入るかも
その、攻撃的で、高圧的な車掌の電車に乗車することは、必ずしも気分が良いものではありません。
自分には、関係ないことですが、とにかくうるさいからです。
しかし、あれだけうるさいと、誰もがなんだ今日の車掌と少しでも考えてしまいます。
そうなると、気をつけようと、無意識に考えてしまうはずです。
もしかしたら、その攻撃的で、高圧的な車掌は、敢えてキレた感じの言い方を演じていたのかもしれないです。
そうだとすると、やり手の車掌であると認めざるを得ません。
お茶目と見せかけて演出した可能性
この、攻撃的な車掌、ぬかった場面がありました。
例のキレ気味のアナウンス後、
☆%〒○♪#
何か言ってました。
マイクをオフにするのを忘れて、本音が漏れたと言ったところでしょう。
文句を垂れるのは、人間なのでしょうがないですが、脇がまだまだ甘いようでした。
しかし、敢えてマイクオフを忘れたことにしたのかもしれません。
敢えて、ゴニョゴニョと言っていることを聞かせることで、あいつ(車掌)怒ってるのか?と乗客に思わせることもできます。
そうすれば、マナーを気をつけようと考える人も出てきます。
もし、全てがあの車掌の計算だとすると、いよいよ、この攻撃的で高圧的な車掌は、そうとうのやり手、いや、手練れと言うしかありません。
車掌だけに、乗客を掌握したということです。
クレームにはビビっている!?
ただ一つ、残念なことがありました。
そのキレ気味車掌は、発車後も、駆け込み乗車や荷物を引くこと、ながらスマホについて、高圧的に注意してました。
もちろん、言っていることは正論なので文句がつけられません。
その後、乗務員として、運転手と車掌自身の名前をアナウンスしていました。
しかし、明らかに名前を言うときの声が小さくなってました。
なんだ、ビビってるのか
私は、そう思い笑いそうになりました。
そして、ガッカリしました。
攻撃的で、高圧的なアナウンスするのなら、名前くらい堂々と言って欲しかったです。
肝心なところで、引っ込んでは攻撃的で高圧的なアナウンスも効力が半減してしまいます。
結局は、後になってクレームが来て、車掌を特定されるのが怖いのかなと思ってしまいました。
鉄道業界の闇が垣間見えた
攻撃的で、高圧的な車掌のことなどすっかり忘れ、仕事を終え、明日は休みということでウキウキで帰宅の中、地下鉄に乗りました。
ここまでくると何が言いたいのか、大方の予想がつくでしょう。
比較的空いている長椅子に腰をかけ、スマホを見ていると発車予告ホンが鳴り、あの声が聞こえてくるのです。
ドアが閉まります、ご注意下さい💢×2
お手荷物、お体をお引き下さい💢×2
またかー
そう思ったのも、つかの間
えっ?、この人、何時間働いてるの。。。
困惑してしまいました。
朝、私が乗車した時間は、7:44分。
今、私が乗車した時間は、17:50分。
朝の始発駅の時間と夕方の終点駅に到着する時間を考えると、例の車掌は、少なくとも
7:30〜18:30の間、勤務していることになります。
朝と夕方のシフトみたいな、途中で家に帰れるシステムだとしても、なかなかしんどい働き方です。
なんだかんだで、鉄道業界も色々と大変なんだと感じました。
ちなみに、例の車掌は、夕方も疲れた感じは一切ありませんでした。
心なしか、ラストスパートをかけるように、攻撃的で、高圧的なアナウンスをしていました。
おまけに、駅構内のエスカレーターの利用方法にも注文をつけてきました。
エスカレーターを歩くなということです。
ここまでくると、地下鉄職員としてのプロフェッショナルの意識が伺えると同時に、相当溜まってるな、とも受け取れました。
予想としては、仕事に熱い男なのか、世の中に不満がごまんとある男なのかのどちらかだと踏んでいます。
最後に
最近、私の利用する地下鉄は、全体的に危険行為の注意を喚起をするようになりました。
その中で、たまたま、あの車掌に出くわしたようです。
ただ、そのほかの車掌からは、攻撃性も高圧性も感じられないです。
おそらく、あの車掌ただ一人だけ、攻撃性と高圧性を兼ね備えているようです。
通勤ラッシュはうっとうしいですが、このように個性的な車掌にあたることもあるため、通勤ラッシュの楽しみが一つ増えた、そんな気分になった今日この頃です。
それでは。