ほうざんのもしかするとためになる話

少しでも役立つ情報を掲載できればと思っております。

パチンコと競馬で得はしないが、損は必ずします。パチンコと競馬で人生を台無しにすることは簡単です。

どうも。

 

他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。

 

パチンコと競馬は、人生を破壊します。

 

全員とは言いませんが、パチンコ屋や競馬場にいる人の一定数は人生を台無しにしています。

 

皮肉なことに、人生台無しになっていることに気づいてない人が多いことが現状です。

 

今回は、パチンコと競馬がいかに恐ろしいのかを私の経験からご紹介します。

 

私は、パチンコと競馬で人生を遠回りしていますが、台無しになっていても不思議ではなかったです。

 

もし、パチンコと競馬を始めてみたいなんて考えている人は、この記事を読んでもう一度考え直して欲しいです。

 

そんな馬鹿な。

 

この記事を読み進めれば、そう感じます。

 

しかし、そのような人が日本のあちこちにいることは悲しいですが、本当のことです。

 

パチンコを始めたきっかけ

大学1年生のときの好奇心が全ての始まりです。

 

私は、元々パチンコについて、負けることはわかっていることにお金を使うことは馬鹿らしいとパチンコに否定的でした。

 

大学に入学後もパチンコで勝った負けたの話をしている先輩に負けるだけなのでやめるべきとよく忠告してました。

 

しかし、仲のよかった友達があまりにも、パチンコ楽しいと言うので、経験ぐらいしておくか

という気持ちでパチンコ屋に行ってしまいました。

 

そのときは、1円パチンコ(1玉1円)を打ち、負けました。確か、2000円の負けです。

 

ただ、私をパチンコに誘った友達が少しだけ勝っていたのを見て、羨ましいと思ってしまいました。

 

その日は、パチンコ屋の音で耳鳴りと頭痛がして、さらにタバコ臭が体について最悪でした。

 

しかし、夜ベッドに寝転んで、

「パチンコ勝ち方」

とググってました。

 

そして、日を空けて、今度は私の方から友達にパチンコ行こうと誘いました。そして、私は少しだけ勝つことができました。

勝ちといっても1000円にもならないくらいの少額です。

 

その時には、パチンコ楽しいという気持ちになっていて、かつて抱いていた、パチンコなんて馬鹿らしいという感情はなくなっていました。

 

その後は、パチンコの打ち方を覚えたので家の近くのパチンコ屋に1人で行くようになりました。

 

そして、泥沼のパチンコ地獄に落ちていくことになります。

 

パチンコにハマり借金作った大学時代

友達に教えてもらったのが1円パチンコだったので、しばらくは1円パチンコだけ打ってました。

 

友達には、4円パチンコには大金が必要と聞いていました。

 

そのため、当時奨学金で生活していたお金のない私は1円パチンコでも満足でした。(奨学金でパチンコに行くこと自体まともではないです)

 

それでも、アルバイトもしてなかったので、負け続ければお金は無くなります。

 

親元を離れて1人暮らししていたので、お金が無くなると親にせがみます。

 

生活費が足らなくなった、と言っては数千円を振り込んでもらい、そのお金でパチンコ屋に通ってました。

 

大学2年生になると、大学のキャンパス移転もあり引っ越しをしました。

 

しかし、そこには地獄の扉が待ってました。

 

なんと、引っ越した先の地区にはパチンコ屋が多かったのです。

 

しかも、大きい店が駅周辺にあったので嫌で目に入ります。

 

1人では、相変わらず1円パチンコばかり打ってました。

 

しかし、大学の先輩に「えるこん。新台打ちに行くぞ！」と言われて、4円パチンコを打ってしまいました。

 

しかも、打った台は荒いことで知られる台でした。(荒い台というは、勝つときは20万円、負けるときは10万円のような台のことです。)

 

もちろん、すぐにお金は無くなったので、親からもらっていた家賃を使ってしまいました。

 

すると、大当たりを引いてたくさん当たりました。

 

一気に大逆転です。

 

先輩とは、乗り打ち(パチンコに使うお金を共有し、勝てばお金を折半すること)だったので、「よくやった」と褒められました。

 

使ってはいけないお金を使い大逆転。そして賞賛される。このギャンブルをやっている感がとてつもなく興奮しました。

 

そして、そこから4円パチンコにハマることになります。

 

もちろん、毎回勝てるはずは無く、親から振り込まれる家賃を使い込むことが当たり前になってました。

 

何度も家賃滞納をして親に払ってもらいました。

 

この時点でクズなのですが、クズなりに親に迷惑かけたくないという気持ちはありました。

 

そこで、自己責任なら問題ないと考え、消費者金融に手を出しました。クズだけに考え方もクズすぎます。

 

この頃には、少しアルバイトをしていたので融資は簡単にできました。

 

借りた金は10万円。

 

融資後は、すぐにパチンコ屋に行きそこで大勝ちします。(パチンコ屋の近くにはたいてい消費者金融のキャッシングコーナーがあります)

 

勝てばいい、借金しても、勝てばいい

 

このような考えでひたすらパチンコ屋に行ってました。

 

パチンコを打っていると、エンペラータイムと言われる、めちゃくちゃ勝てる期間があります。

 

私も、それで月に40万ほど勝てる時がありました。

 

そこで、借金は完済しましたが、残ったお金は親に返すわけでもなく、パチンコに使いました。

 

そして、お金がなくなり再度借金するという負のループが始まりました。もっとも、そのエンペラータイムも大学時代は1度だけでしたが。

 

誰が見てもわかるようねクズっぷりの生活でしたので、ほとんど大学の授業にも出席していませんでした。

 

パチンコのときの積極性や頭の使いかたを別の方向に使えていたら、状況は良い方向に変わっていたと未だに感じています。

 

結局、大学は4年間で卒業できましたが、消費者金融3社から借金をするという悲惨な大学時代でした。

 

借金返済が不能になったフリーター時代

大学時代、全く就活をしませんでした。

 

パチンコのことばかり考えていて、将来はパチプロになろう、とか、2、3年遊んで(パチンコ)から公務員試験でも受けるか、などと舐め腐った考えでした。

 

大学時代のアルバイトをそのまま続けてフリーター生活が始まりました。

 

フリーターなので、生活費を稼がないといけません。

 

そのため、それなりに毎月稼いでました。

 

パチンコも行っていましたが、行くのは土日だけでした。以外にも平日は毎日7時間以上は働いていました。

 

パチンコでは、いい思いもしましたが、結局は、負けが続き借金は膨らむ一方でした。

 

フリーターになってからも、生活費が足りないと親のスネをかじり続けました。

 

アルバイトで稼いだ金は、数日でパチンコに消えて、返済した借金は速攻で借りる。それでもパチンコでお金が消えるから親に金をせがむ。

 

こんな生活が1年以上続きました。

 

私は、めちゃくちゃなクズでした。

 

給料もらったら普通は、支払いと生活費のお金をよけて、お金が余ったら好きなことに使います。

 

当時の私には、それができませんでした。

 

給料もらったら、まずは借金返済。

そして、すぐに借り直しして最低限の出費にする。(イかれた発想ですが、当時の私は賢い方法だと思ってやったいました)

 

そして、有り金でパチンコを打ちまくってお金が無くなったら親にせがむ。

 

この繰り返しです。

 

普通なら、わけのわからない生活ですが、当時の私には楽しい生活でした。

 

この時点でもS級のクズです。

 

しかし、この後さらにクズが加速する出来事が起こります。

 

フリーターになり競馬もやり始め借金は増える

フリーター生活が1年を過ぎると借金は80万くらいに膨れ上がってました。

 

もちろん、それだけの収入があるわけでなく、色々な消費者金融にバレない程度の嘘の年収を申告して融資額を増やしてました。

 

そして、クズを加速する出来事がやってきます。

 

大学時代の友達に競馬に誘われたのです。

友達は誘ってくれただけで何も悪くないです。

 

競馬には、興味無かったですし、実際に馬券を買ってもそこまで興奮しませんでした。

 

しかし、YouTubeで大金をかける人の動画をみて、あろうことか憧れてしまいました。

 

そして、そこから競馬にのめり込むようになります。

 

月に数回、友達を誘ってウインズ(馬券が買えるところ)に行っては、借金した金で大金を使うことになります。

 

そんなことをしていれば、借金はすぐに膨れ上がります。

 

結果として、借り入れ社数は最大で5社になり、借金の総額も120万ほどになりました。

 

そうなってくると、さすがのクズでもヤバイと感じるようになりました。

 

ついに親に泣きつく

このままでは、月々の返済で首が回らなくなると生活の限界を感じて親に泣きつきました。

 

怒られて勘当されると思いきや、随分冷静でした。薄々感づいていたのかなと思いました。

 

親にはあくまで相談という形で連絡したので、親の意見を聞くことにしました。

 

親は、「お前のために積み立てた預金がある。もうすぐ満期になるから、それで返済することはできるよ。」そう言いました。

 

私は、その預金については初めて知りました

 

その時の私はパチンコに侵されたクズだったので親への感謝することもなく、その預金を渡してと言いました。

 

親は、どこか寂しげな感じでしたが、黙って渡してくれました。

 

親に泣きついたあと、再び借金

親からもらった、自分への積み立て預金。

 

最寄りの銀行で預金を解約し、現金を引き出しました。

 

そして、借金をとりあえず完済しました。

 

これからは、お金を大切にしよう。

 

そんなことは頭にはありませんでした。

 

借金返済したし、預金もまだ残っているからパチンコでも行くか。

 

冗談抜きで、パチンコに行きました。

 

そして、負けるとこのように考えます。

 

また、借金すればいいか

 

本当に狂ってました。

 

親が自分のために人生をかけて積み立てしてくれた大切なお金をギャンブルに費やす。

 

とんだ親不孝な子です。

 

そして、競馬にもガンガン使いました。

 

それこそ、１つのレースに5万円に使うこともよくありました。

 

そうなると、借金は速攻で限度額に達します。

 

親が積み立ててくれたお金がギャンブルで

パーになりました。本当にクズです。

 

親に借金の肩代わりをお願いする

親が積み立ててくれた預金を使いこみ、借金が元に戻ったことを親に話しました。

 

この時も親は怒らなかったです。

 

私としても、流石にマズイと反省していたので、親にはこれから変わり、まともなりたいと懸命に話しました。

 

もちろん、事が事なので実家に帰り頭を下げました。

 

親は、借金の肩代わりを約束してくれました。

 

ただ、将来は返すように言わました。

 

そして、親がまとめて完済してくれました。

 

親が肩代わりしてくれた理由

私は、借金まみれになりながらも1人の女性を愛していました。

 

そして、借金の肩代わりを親にお願いする際にも、変わりたいということ、結婚したい人がいるからリセットさせて欲しいとお願いしました。

 

親は、私の将来を想って借金の肩代わりをしてくれたのだと感じました。

 

ここまでくると、改心したと思われるでしょうが、一度クズになるとなかなか元には戻れないものです。

 

そして、再びクズすぎることをやらかします。

 

就職して同棲を始めてもギャンブルはやめられない

私は、結婚したい人ができたので、今後のことを考えて就職しました。

 

そして、結婚したい人にはプロポーズして婚約しました。

 

そして、同居することになりました。

 

彼女は、土日にアルバイトしていたので、土日休みの私は昼間は家で1人です。

 

暇なのでやることもなく、クズっぷりは健在だったので、彼女に隠れてパチンコと競馬をやってました。

 

借金は親が完済してくれたので、フルで借金ができます。

 

競馬で勝てばいいと、なんの躊躇いもなく借金して競馬をしました。

 

この頃には、パチンコはあまり行かなかったです。ほとんどが競馬でした。

 

もちろん、勝てるはずもなく、借金はすぐに限度額いっぱいになりました。

 

そして、あろうことか、クレジットカードの現金化まで手をつけました。

 

そうした結果、借金は150万円になりました。

 

再び首が回らなくなりました。

 

そして、本当のことを彼女に話をしました。

 

バレるより、自分から話した方がいいと思ったからです。

 

案の定、彼女は怒りました。

 

婚約破棄も覚悟してました。

 

そして、長い時間ケンカしましたが、最終的に二人で頑張ろうということで仲直りしました。

 

その後、私は、再び実家の親のところへ行き、本当のことを正直に話をして、再度、借金の肩代わりをお願いしました。

 

親は、こう言いました。

「肩代わりはできるけど、ここで肩代わりしたら、また同じことの繰り返しになる。俺が生きている間はそれでもなんとかなるかもしれないけど、俺が死んだらどうするの？」

 

そして、

「半分は俺が払ってやる。あとの半分は自分で返済して借金のつらさを身を持って痛感しろ」

と言われました。

 

また、親には借金を半分ですが、肩代わりしてもらいました。

 

残りは自分で返済することになりました。

 

真面目に返済すれば3年とかからない金額です。

 

てすが、当時の私の頭にはそんな考えはありませんでした。

 

また競馬ができる

 

冗談抜きでこんなことを考えました。

 

その後、消費者金融のカードは彼女に管理するようにお願いして追加融資をしないように気をつけようとしました。

 

しかし、ギャンブル狂がパタリとギャンブルをやめると禁断症状がでます。

 

競馬やりてぇ

 

そんなことばかり考えてしまいます。

 

さすがに、彼女に手を挙げるとか、暴言浴びせるなんてことは一切しませんでしたが、ギャンブルができないストレス(意味不明なストレス)はたまりました。

 

そこで、私はまたもやクズすぎる行動にでます。

 

まずは、契約していない消費者金融と契約して融資を受けました。

 

就職して年収見込みが増えたので融資は余裕でした。

 

彼女には、もちろん内緒です。

 

そして、契約している消費者金融に指定した口座に振り込み融資をお願いしました。

ゆうちょの口座をもっていたので、キャッシュカードを彼女にあずけても通帳でお金を引き出すことができます。

 

最後は、契約している消費者金融のカード(彼女が管理)を紛失したことにして、新たにカードを発行してもらいました。

つまり、彼女は無効になったカードを持っていますが、そのカードが使えないことはわかっていない状況です。

 

返済時は、私がカードを預かるので、その時に本当のカードで返済をして何食わぬ顔で使えないカードを彼女に返すという流れです。

 

このようにして、コソコソと再び借金をした結果、60万まで減った借金は再び100万円を超えます。

 

彼女には、上手く誤魔化してバレることはありませんでした。

 

結婚をしてから、ギャンブルへの興味は次第になくなり、まともなることを決意

婚約して、同棲していた彼女と結婚をしました。

 

これからは、家族として守ることを意味します。

 

結婚する少し前に、彼女の親と会いました。

 

彼女の親も私のギャンブル狂については知っています。(彼女とケンカしたときに彼女が親に相談したため)

 

彼女の親からは、娘を守ってくれと言われました。

 

そこからかなり気持ちに変化がありました。

 

このままじゃ彼女を幸せにできないな

 

こんなことをよく考えるようになりました。

 

自分の親に対して、子どものために金を使うのは当たり前、という腐った考えを持っていました。

 

それは、大きな間違いでした。

 

愚行に対して怒ることもしないで、私がギャンブル依存から立ち直ることを信じて我慢していたということに気づき始めてからは、親を尊敬するようになりました。

 

そうなると、パチンコや競馬に熱くなっていた自分がどれだけ異常だったのかを理解できるようになりました。

 

そして、ギャンブルへの興味が無くなり、普通に生きようと考えるようになり、ギャンブルから足を洗うことができました。

 

大金を台無しにして、家族を傷つけてまでギャンブルに狂っていた自分が本当に情けないと感じました。

 

パチンコ辞めても借金返済が終わるのはまだまだ先のこと

パチンコと競馬を辞めることはできました。

 

しかし、それまでのツケは無くなりません。

 

これから、借金を完済する必要があります。

 

そして、借金の返済のせいで、たくさんの我慢が必要になります。

 

貯金できない、車買えない、家買えない・・・

 

借金の代償は大きいです。

 

もちろん、会社の給料やボーナスで返済すれば、1年くらいで完済できるとは思います。

 

しかし、私は結婚した身です。

 

ましてや、借金については妻は全く関係なく、むしろ被害者です。

 

妻に借金完済のために切り詰めた生活を強要することは、私にはできません。

 

それだったら離婚した方がいいとさえ思います。

 

ギャンブルから抜け出せたのは、家族のおかげです。

 

だからこそ、ボーナスが出たらプレゼントを買ってあげるとか、実家に顔を出すということはやってあげたいです。

 

借金がよくないのは、返済が長くなるからです。

 

借金返済には周りの人を巻き込むこともあります。

 

私は、今、心の底から後悔しています。

 

そして、私を見捨てなかった家族と妻には感謝しかありません。

 

せめてあと1年早く自分の愚行から目覚めることができたら。

 

こんなことを考えながら、借金の返済を続けています。

 

最後に

きっと、みなさんは、私のパチンコで遠回りした人生を知っても、

 

自分には関係ない、お前とは違うから大丈夫

 

こんなことを考えているでしょう。

 

それでも別に構わないです。

 

しかし、その感想を抱くということは、パチンコ依存がすぐそばまでやってきていることを意味します。

 

車の運転と同じです。

 

運転に自信があると言う人は高齢者になるほど多くなりますが、事故をたくさん起こすのは高齢者です。

 

自分のことが客観的に見えないからです。

 

まずは、この記事を読んで、えるこんがヤバイ奴だということと、パチンコは恐ろしいというがわかることが大切です。

 

そうすることで、パチンコ依存の予防になります。

 

みなさんには、私のように、パチンコで人生を遠回り、もしくは台無しにならないことを願ってます。

 

それでは。