ほうざんのもしかするとためになる話

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試験勉強に競馬的思考を盛り込む画期的な方法を思いついた可能性について

この記事は、2019/6/29に更新しています。

 

どうも。

 

えるこんです。

 

試験勉強と競馬を結びつける画期的(?)な方法を考えました。

 

私は競馬歴は浅いですが、かなり競馬にのめり込んでいました。

 

そして、競馬を見ている時に気づきました。

 

試験勉強=競馬

 

この方程式が成り立つのではないかということです。

この考え方自体は飛躍的に試験のスコアが上がるというものではありませんが試験勉強期におけるメンタル面での助けになると思います。

 

ということで、今回は試験勉強を乗り越えるために競馬との共通点に触れつつ説明していきます。

 

ここでの試験勉強とは、入試・入社試験や資格試験のための勉強のことを言います。

学校のテストの勉強に当てはめることはできなくもないですがあまりオススメしないです。

 

ある競馬のレースを見ていた時に閃いた

少し競馬の話になりますがご了承下さい。

 

冒頭でも述べたように私は競馬が好きです。

そして、その中でもベスト3に入る好きなレースがあります。

 

2017年のスプリンターズステークス(G1)

 

これです。

 

このレースでは前年(2016年)覇者のレッドファルクス号&デムーロ騎手コンビが連覇を達成しました。

 

ゴールの手前10メートルくらいで先頭だったレッツゴードンキを差して勝ちました。

 

私は、レッドファルクスの最後の脚にとても衝撃を受けました。

 

何十回とレースを見ても興奮するレースです。

 

と、ここまではただの競馬好きの話ですが、その後競馬チャンネルの解説の人が言ったある言葉が試験勉強と競馬を結びつけるきっかけになりました。

 

レース後、勝ち馬の紹介をした後、ゴールのシーンがリプレイで流れているときのことです。

解説の人が、このようなことをいいました。

 

勝ち馬は最後のだけ先頭でした。ゴールを通過するときに一番であればいい。

 

その時は、一流の馬やジョッキーの為せる技なのかなーくらいにしか思っていませんでした。

 

その後もそのレースが好きで何回も見ていましたが、それとは関係のないタイミング競馬と試験勉強は似ていると思いつきました。

 

試験勉強と競馬の共通点

もしかすると競馬と試験勉強の両方を経験している人は私の言いたいことに気づいたかもしれないです。答え合わせのつもりでもうしばらく付き合って下さい。

 

私は先程から試験勉強と競馬は似ていることを発見したと言っております。 似ているとよりは共通点があるということです。

 

その共通点が何かと言うと、ゴールがある

ということです。

 

試験勉強で言えば、試験当日がゴールになります。(合格することがゴールと思うかもしれないですが、試験が終わってから合格発表までは基本勉強はしないと思うので試験当日をゴールとしました)

 

競馬で言えばゴールラインがゴールになります。

 

そして、より良い成績でゴールすることが最大の目標である点も共通しています。

 

試験や競馬は参加することに意義があるなんてものではないです。

 

試験であれば合格ラインを超えることが目標であり、競馬は1着になることが目標になります。

 

思い出づくりや記念といった類ではなく、真剣勝負の世界です。

 

このような点が試験勉強と競馬はものすごく似ていると感じました。

 

試験勉強時にどう活かすのか?

試験勉強と競馬の共通点はわかりました。

 

次は、共通点を試験勉強にどう活かすのかというところです。

 

ここからは少しばかり競馬の知識がないと活かすもクソもないので必要な競馬の知識について説明します。(簡単なのでご安心を)

 

競馬を試験勉強活かす点で重要なのは1つだけです。それは、馬の脚質です。

 

競走馬は各々がある特定の脚質を持っており、それを活かしたレースをしようとします。

 

脚質は以下の4つに分けることができます。

  • 逃げ
  • 先行
  • 差し
  • 追込

それでは、1つずつ簡単に説明します。

 

逃げ馬

文字の通り逃げるように走る脚質です。スタートから飛ばして後続との距離を離します。その後は自分のペースをつくり最後まで粘るスタイルです。

 

先行馬

馬群の先頭集団にいる馬です。脚質は逃げ馬と似ているようで似ていません。逃げ馬をマークして最後の直線で差します。

 

差し馬

馬群の中団〜後ろで余力を残します。徐々に位置をあげていき最後の直線で先頭を捉えてそのままゴールするスタイルです。

 

追込馬

スタートから殿にいます。場合によっては集団から離れた位置でレースします。そして、最後の直線前から加速しゴールの手前ギリギリのところで先頭の馬を差してゴールします。

 

このように競走馬には様々な脚質があります。

 

そして、この4つの脚質のうち追込馬のスタイルが試験勉強に結びつきます。

 

まずは、競馬のゴール=試験勉強のゴールとします。

 

競走馬が1着でゴールすることは、試験勉強でいう試験当日に自分の力が合格ラインに達しているということと同じになります。

 

つまり、試験当日に合格ラインにいることができれば、競馬だと1着でゴールしたことになる、ということです。

 

試験前日に1着になる必要はありません。

試験当日だけ1着になっていればいいのです。

 

もちろん、早い段階でトップに躍り出る、つまり合格ラインに達することは悪いことではありません。

 

しかし、競馬の世界では勝ったと思った矢先に最後の最後に差されることはよくあります。(先程から差すという表現をしてますが、抜かすという意味です)

 

2017年のスプリンターズステークスは最後の最後に差したレースでした。

 

レッツゴードンキは、勝ったと思った矢先にレッドファルクスの猛烈な追込みによって差されてしまったのです。

 

試験で言えば最後の最後に合格ライン上でライバルに負けたことになります。

 

人間である以上、試験前に自分の力が合格ラインに達すれば浮かれてしまいます。

 

そこですぐに気を引き締め直せば粘りきれる逃げ馬になれますが、油断をしてしまうとすかさず追込馬に差されてしまいます。

 

別に逃げ馬スタイルが悪いわけではありません。その方が自分に合っているのであれば逃げ馬スタイルで勉強すれば良いです。

 

ただ試験勉強の最後の追込はかなり伸びます。

それを振り切るだけの力が必要だということは肝に命じて下さい。

 

また、追込馬スタイルで試験勉強を頑張りたい人も試験当日に合格ラインに達するイメージを持って勉強に励んで下さい。

 

そうしないと先頭との差はいつまでたっても詰まりません。

 

そして、競馬で言う追い出すタイミング(簡単に言うとラストスパートで全力を出すタイミングです)を間違えると先頭に届かない2着、3着で終わってしまいます。

 

競馬では、追い出すタイミングが1秒いや、コンマ数秒違うだけで勝てないことはよくあります。

 

試験勉強で言えば過去問を解いて仕上げるタイミングが1週間遅かったくらいの違いです。

 

勝てるだけの能力を持っていても、追い出すタイミングが少し遅くなるだけで数センチつまり数点足らなくなります。

 

競馬だと、追い出すタイミングは競馬場やレース展開でガラリと変わるため敵や競馬場のコンディションを熟知する必要があります。

 

試験も同じです。

過去問を解くとか、特化して勉強すべき分野など、敵を熟知していないと追い出すタイミングがずれてしまいます。

 

自分の試験勉強を競馬のレースに見立てて計画を練るとつまらない勉強も少しは楽しくなるのではないかと思います。

 

 

4.最後に

競馬と試験勉強は展開がとても似ています。

もし競馬について全くの素人であれば無理に競馬を覚えることはありません。

今の自分の試験勉強スタイルを貫いて下さい。

 

もし、競馬に興味を持っていただけたら是非レースをいくつか見て下さい。 

 

逃げ馬と追込馬の典型的なレースを紹介するので一度YouTubeでご覧になって下さい。

試験勉強に通ずるところがあるので参考になれば幸いです。

 

試験勉強は辛いものです。

辛いからこそ少しでも遊び心というか楽しみを持ってやってもバチは当たらないと思います。

 

それでは。

 

追記

試験勉強に参考になるであろうレースを選びました。興味があればどうぞ。

 

逃げ馬のレース

「2016年安田記念」勝ち馬⑥ロゴタイプ

 

追込馬のレース

「2017年スプリンターズステークス

勝ち馬⑧レッドファルクス