コンビニアルバイトが有給休暇を使えない3つの理由
どうも。
自分にも他人にもついつい甘くしてしまうと評判のえるこんです。
私ごとですが、年末に有給休暇を取得します。
まとめて使いましたが、難なく取得できました。
有給休暇は権利なので、当然といえば当然です。
しかし、アルバイト時代は有給休暇のゆの字も話題に出なかったです。
アルバイトでも有給休暇は取得できます。
一方でコンビニのアルバイトは有給の取得が難しいです。
今回は、コンビニのアルバイトだと有給休暇の取得が難しい理由を3つ紹介します。
①FC店か直営店かで有給休暇事情は変わる
FC店というのは、フランチャイズ店のことです。
オーナーと呼ばれる事業者が店を構えてコンビニを営業するタイプです。
コンビニの名前はあくまで貸してもらうという感覚に近いです。
基本的にはコンビニの本部の社員はアドバイザーという形でコンビニ運営に関わるだけです。
一方で直営店というのは、そのコンビニの本社が運営している店になります。
店長はそのコンビニの本社の社員であることが多いです。
そして、有給休暇ですが、直営店は必ず取得できると考えて問題ないです。
昨今の労働改革にともなって、残業や有給休暇の取得について厳しくなりました。
それは、正社員だけではなくアルバイトも同じです。
もし、直営店のアルバイトが有給休暇を取得できないことが発覚すれば、そのコンビニのブランドに傷をつけかねない事態になります。
上層部からうるさく言われているので有給休暇は取得できます。
この流れだと、FC店だとどうなるのかは薄々おわかりでしょう。
FC店は、その店のオーナーの裁量によるところが大きいので有給休暇が取得できないことがあります。
有給休暇の説明もないところが多いです。
しかし、有給休暇を取得する権利はあるのでオーナーに聞くことが大切です。
店長だと、店長自身が有給休暇を使えていない場合があります。
そんな人に有給休暇のことを聞いても私も有給休暇を取得していないからと一蹴されるだけです。
また、本部に意見をしても無駄です。
FC店でアルバイトをすると、オーナーが雇うことになるので本部は雇用にはノータッチです。
忠告くらいはしてくれますが、直ちに有給休暇が取得できるということは期待できません。
アルバイトだと雇う側も雇われる側も有給休暇という概念が無い人が多いのが現状です。
もし、気になればオーナーにやんわりと聞いてみることをオススメします。
②シフトが埋まらない
これは、直営店とFC店関係なく言えることです。
コンビニは24時間営業がベースです。
そのため、1日のシフトに割く人数も多くなってしまいます。
スタッフに有給休暇を与えたいと考えているオーナーがいてもシフトに余裕がなければ結局は有給休暇をスタッフに与えられません。
また、有給休暇を取得できるスタッフは長期で働いている人に限られます。
つまり、その店の主力であることが多いです。
そうなると、なおさら有給休暇は取得できないです。
シフトに穴が空くからです。
結局は代わりの人を見つけることができず泣き寝入りとなってしまいます。
また、コンビニは規模が小さく、且つ薄利多売で成り立っています。
シフトが埋まったとしても働いていない人に給料を発生させていては儲けに影響が出てしまいます。
余裕がなくてボーナスが出ない会社のようなものです。
店の事情があるのなら諦めて他のアルバイトをするか、割り切って働くしかないです。
③オーナーや店長はできればシフトに入りたくない
これは、店によります。
私が働いていたコンビニではオーナーと店長はシフトに入っていませんでした。
店には来ますが、発注などの運営面だけを事務所で行なっていました。
店長やオーナーはレジ業務よりも発注などの利益に関わる面をこなすことが重要です。
そのために、シフトに入るという考えがありません。
スーパーやデパートでも社長や店長は売り場には基本いないのと同じことです。
もし、店の誰かが有給休暇を使うとなると場合によってはオーナーや店長がシフトに入ることになります。
そうなると、理由もなく休むようなことになるのでオーナーや店長は絶対にいやがります。
そのようなことを計算しているかどうかは定かではないですが、あえて有給休暇の話をしていない可能性もあります。
終わりに
アルバイトにおいては、有給休暇は当たり前に発生すると考えるのは危険です。
だからと言って面接の時に聞くのも評価を下げてしまうだけです。
権利だと言ってオーナーに噛み付いてもしょうがないです。
店ごとの事情もあるのでその点は理解をしてコンビニで働いてほしいです。
それでは。