ほうざんのもしかするとためになる話

少しでも役立つ情報を掲載できればと思っております。

残業規制で悲鳴をあげる人が意味わからない話

どうも。

 

他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。

 

2019年から残業に対する世間の目はより一層厳しくなりました。

 

また、有給休暇の取得も全日ではないですが、義務になりました。

 

このような取り組みを私は素直に嬉しく思います。

 

私は、残業したくないからです。

 

しかし、残業規制のニュースでは決まって、残業できないことを嘆く人がいます。

 

私には理解できません。

 

今回は、残業できないことを嘆く理由を探っていきます。

 

私の会社では元々残業はできない

私の会社は、残業に対して厳しいと思っています。

 

思っているというのは、実際に厳しく注意はされないからです。

 

ただ、私の会社は請負業務が主であるため、次の業務時間は自ずと決められてしまいます。

 

請負業務の意味があやふやな人にために説明します。

 

請負業務は、他社の業務を自社で行うことです。

 

つまり、自社から生まれる業務ではないということです。

 

請負業務はあくまで他社の業務なので、業務時間も決められてしまいます。

 

そのため、残業をするとその分だけ自社の赤字になるという仕組みです。

 

また、請負業務は決められた時間内で完遂できることがほとんどなので残業しようにもできないのが現状です。

 

残業について正しい理解を

残業というのは、読んで字のごとく残って業務をすることを指します。

 

何に対して残るのかというと、定時に対してです。

 

基本、会社には勤務時間が設けられていて、それが定時となります。

 

フレックス制度があっても定時となる時間は働かないといけません。8時間だったり、7.5時間だったり会社によりけりです。

 

なぜなら、入社時に契約しているからです。

 

そのため、定時となる時間よりも少ない勤務時間だった場合、給料は少なくなります。これも契約するときに合意しているはずなので仕方ありません。

 

そして、その定時となる時間よりも多く働くと始めて残業扱いとなり、残業代が発生します。

 

また、ここが重要ですが、残業というのは基本的には会社からの指示がないと発生しません。

 

そのため、自分勝手に残業していいもので決してありません。

 

残業をすれば、その分残業代として給料に上乗せしないといけません。

 

その残業が、会社にとって利益をもたらしてくれるのであれば問題ないですが、会社とってマイナスになるような残業はいい迷惑になります。

 

残業規制で悲鳴をあげる人はここら辺を勘違いしています。

 

会社がマイナスになる残業

これは、残業規制で悲鳴をあげる従業員の残業のことです。

 

もちろん、仕事が終わらないという理由で悲鳴をあげる人は対象外です。

 

ここで言うのは、ちんたら仕事をしている人のことです。

 

ちんたら仕事をするということは、こういうことです。

 

例えば、定時の時間が8時間の会社に勤めるAがいるとします。

 

Aは、その日の業務は普通に行えば、休憩を挟みながらでも8時間以内に終わる内容です。

 

しかし、Aは残業代欲しさに、忙しいふりをして上手くサボることで残業することに成功しました。

 

A残業代欲しさに毎月のように、不要な残業をしてお金を稼いでいるのです。

 

みなさんは、このAの行為をどう思いますか?

 

ズルイと思わないですか?

 

しかし、このような方法で残業代を荒稼ぎする人は結構いるようです。

 

当たり前ですが、このようなズルイ残業代稼ぎは会社からすれば、マイナスにしかなりません。

 

これは、昔の話、といっても2015年頃までのことですが、某コンビニの社員は残業代がきっちり支払われることをいいことに、毎日のように夜遅くまで働き、残業代を荒稼ぎしてたそうです。

 

私が夜コンビニのアルバイトしていても、22時とかに平気でやってきたことがありました。

 

しかし、そのコンビニは社長が変わったのを機に残業に対して厳しくなったそうで、社員の人も遅くても19時までとかに来るようになりました。

 

この話は社員が私のアルバイト先のオーナーに話していたのをオーナーが私に教えてくれました。

 

このオーナーは常日頃から、社員は毎日店に来なくてもいいと言っており、1週間に1回でいいと言ってました。

 

このように、不要な業務をやることで残業代を荒稼ぎをするとその分、会社は赤字になり、評価にも影響するため何のメリットもありません。

 

残業したければ新しい仕事をもらうべき

これは、多部署の応援をしろということではありません。

 

多部署の応援ははっきり言って不要な仕事です。

 

要請されたのであれば、それは立派な仕事になりますが、自分から声をかけて応援に行くというのはセコイ残業代の稼ぎ方です。

 

自分から声をかけて仕事を手伝えば仕事が上達するといいます。

 

しかし、それは、勉強するような内容でないといけません。

 

データの打ち込みを手伝うとか製本を手伝うなどは今後の成長にはあまり意味がありません。

 

そんなこと手伝うくらいなら、さっさと退社して副業でもした方がいいです。

 

残業をしたいのであれば、新たな雑用以外の仕事を手伝うか引き受けるようにするのが当然です。

 

それができないのであれば、さっさと定時内で仕事を終わらせて、さっさと帰った方がスキルも評価も上がります。

 

残業代ありきで生活するのは何のメリットもありません

残業規制で悲鳴をあげる人は残業代ありきで生活していることでしょう。

 

はっきり言うと残業代ありきで生活する人は勤務先の会社を舐めています。

 

世の中には、過剰な残業を強いられて命を落とす人もいます。

 

そんな中で、残業代欲しさに不要な残業を積み重ねるのは愚かと言うしかないです。

 

残業しないと成長しないとか、残業する人を評価するという風潮がありますが、それは間違いです。

 

成長というのは、成果として現れるものです。

 

残業しないで成果をあげられる方が評価すべきだと思わないですか?

 

残業してでも成長したいのであれば、それは必要な残業として後々の成果につながります。

 

しかし、なんとなく残業して残業代を稼いでいると評価も成果もあがらないため、昇給も見込めないです。ずっと今のままの給料になる可能性や給料が下がる可能性も秘めています。

 

結果として、無意味な残業には何のメリットもないのです。

 

最後に

残業してまで、お金が欲しいのであれば、副業して下さい。

 

無駄な残業よりは副業でアルバイトする方が有意義な時間になります。

 

残業するのであれば、手伝いではなく、仕事を引き受けましょう。

 

無意味な残業で残業代を荒稼ぎしていると自分自身が会社にとって無意味になります。

 

残業規制で悲鳴をあげるのではなく、成長するチャンスと受け止めて、色々と工夫してみることを強く勧めます。

 

それでは。