ほうざんのもしかするとためになる話

少しでも役立つ情報を掲載できればと思っております。

何かあるとすぐに企業の問題にすることの危険性。責任の所在くらいは判断できる賢明さを。

どうも。

 

他人にも自分にもついつい甘くしてしまうことで有名なえるこんです。

 

社会人になると、責任は自分で持て、などと言われることがよくあります。

 

ときには、本当に自分の責任でなくても、その責任をかぶらないといけないような、理不尽なこともよくあります。

 

しかし、自分でかぶるべき責任はかぶるべきです。

 

今回は、そんな話です。

 

ある地下鉄での事故

私は、自己責任について考えるようになった事故のことです。

 

カンタンにまとめると

  • 企業から内定をもらった女子大学生がその企業の会合で飲酒
  • 飲酒後、酔った状態で地下鉄を利用
  • その際、車両にぶつかり、両足を骨折

 

幸いにも、命に別状はありませんでした。

 

事故に対するコメントがあまりにも酷い

その、地下鉄の事故。

 

私は、ヤフーニュースでみました。

 

ヤフーニュースは、ニュースに対してコメントができます。

 

私は、自分の考えの答え合わせみたいなノリでいつもコメント欄を見ます。

 

そして、そのコメントですが、以下のように書かれてました。

  • 今どき、飲み会なんてやめるべき
  • 企業が責任を持つべき
  • 企業の実名を公表するべき
  • あくまで自己責任

 

他にもたくさんのコメントがありましたが、だいたい上記の4つに似ていました。

 

驚くことに、責任の所在は企業にある、と考える人が半数以上いました。

 

この事故は、どう考えても自己責任です。

 

明らかに、自己責任な問題なのに、企業に責任があると言うことは、論点をずらしているのと同じことです。

 

今回の事故を考えるなら、

  • 飲酒後、足元がおぼつかないのであればタクシーを利用するべき
  • 地下鉄で帰宅するなら、飲酒量はほどほどにする

 

このことが真っ先に浮かぶはずです。

 

飲酒できる年齢ならガキではないので、そのくらいの判断はできて当たり前です。

 

しかも、下手すると、事故を起こした女子大学生は、調子に乗っていたかもしれません。

 

だとすると、なおさら、自己責任なのではないか、と考えられます。

 

企業側が悪くないわけではないけど。。。

今回の地下鉄での事故は、あくまでも自己責任です。

 

しかし、企業側に責任が全くないのかと言われると、そうではありません。

 

今回の地下鉄での事故は、内定先の企業の会合に参加した帰りに起きました。

 

ということは、その会合が終了した時点で、その女子大学生が正気かどうかは確認できます。

 

ましてや、まだ正式な従業員ではないので、内定者には気をつかわないといけません。

 

そのため、会合が終了した時点で、その女子大学生の様子が、怪しければ、タクシーを手配するとか、涼しいところで休憩させるなどの措置は当然行います。

 

しかし、飲酒後に地下鉄を利用する人は珍しいことではありません。

 

よほど、様子がおかしくなければ地下鉄の利用も問題ないと捉えても、それはおかしいとは言えないです。

 

もちろん、無理矢理の飲酒であれば、企業側が100パーセント悪いです。

 

なんでもかんでも企業の責任にするのはおかしい

時代の流れなのか、最近は何かあるとすぐに企業に責任を求めます。

 

新入社員がすぐに退職する、ということ。

 

本来なら自己責任です。

 

しかし、企業がブラックだった、イメージと違ったなど、企業に騙された感を出してきます。

 

そもそも、就職先がブラックかどうか、イメージ通りかどうかは自分で調べることです。

 

あたかも、騙されたみたいな感じで自己防衛して企業を批判するのはおかしいです。

 

責任の所在がどこにあるのかを見極めることは大切です。

 

もちろん、企業側に責任を押し付けられた、ということがあれば、全力で企業を批判して下さい。

 

マスコミに踊らされて、なんでもかんでも責任を企業に押し付けないようにあるべきです。

 

最後に

何かあると、人のせいにしたくなります。

 

しかし、自分のせいを人になすりつけることはやってはいけません。

 

また、責任を見当違いに押し付けることもやってはいけません。

 

現代は、たくさんの情報が交錯しています。

 

まわりに流されないように、物事の本質というか、正しい見方をしていくことが今まで以上に大切になってきます。

 

そんな世の中で物事を見極める力は必ずプラスになります。

 

それでは。

 

 

 

それでは。