借金の返済に困った私がとった行動③~借金完済への道が開けて感じていること~
どうも。
えるこんです。
借金が完済が可能となり、私が感じていることをすべてお話しします。
✳︎多少、②と話が被る部分があります。
①許される借金と許されない借金
借金は借金です。
借金に良いも悪いもありません。
しかし、借金をした後に更生できるかそうでないかは借金をした理由である程度決まってしまいます。
私は、更生できる借金を許される借金、更生できない若しくは更生できるけど時間がかかる借金を許されない借金と呼びます。
許す許されないはどのように決めるのか?
許される借金と許されない借金の決め手は借金をした理由になります。
やむを得ない理由があっての借金は許される借金です。
冠婚葬祭などの急な出費で生活費が少し足りないといった理由で借金することは悪いことではありません。
なぜなら次の給料で返せる範囲でしか借りないからです。
生活費が足らないから借りる、いっても1万円前後です。
完全に自己完結できます。
また、すぐに返せない借金だとしても家族のためだとか、何かやむを得ない事情があって借金することは悪いことではありません。
そもそもですが、悪くない借金というのは返すのを前提で借金できています。
はあ? 何言ってるの?
借金なんだから自分で返すのは当たり前!
そう思う方は、仮に借金をしても計画的に返済していけるので心配しなくても大丈夫です。
そして、これから許されない借金について話します。
少し、答えを書いてしまいましたが、許されない借金というのは不必要な借金のことです。
例えば
ギャンブルに使いたい ・遊びに行きたい ・買い物がしたい
これらは、借金をする理由にはなりません。
ギャンブルに使いたい
ギャンブルを理由に借金をすることは悪いことなのは皆さんも理解できると思います。
ギャンブルで借金する人は ギャンブルで稼いで返せると本気で考えています。
そんな人がどうなるか、、、言わなくてもわかりますよね。
遊びに行きたい・買い物がしたい
これらはレジャー目的という分類になります。
どう考えても借金する必要ないです。
お金がないなら我慢して下さい。
学校の卒業旅行に行く時に借金する人もいるかと思いますが、お金がないなら我慢した方がいいです。
そもそもお金を貯めていなかった自分が悪いのです。
買い物にも同じことが言えます。
買いたいバッグや服はどうしても必要なのですか?
答えはNOです。
我慢できることは我慢して下さい。
不必要な借金をする人は
借金できる金額=自分の貯金
と勘違いしやすいです。
これは、ギャンブルだろうが遊びだろうが関係ありません。
ひと時の快楽で一生を苦痛に変えてしまいかねません。
不必要な借金は絶対にやめてください。
②自分で借りたお金は自分で返すのが当たり前
借りたお金は自分で返す 当然のことです。
これが本当に当たり前のことなら世の中に借金で苦しむ人はそうそういないです。
しかし、現実は借金で苦しむ人がそれなりにいます。
これは、借金を自分で返さなくてもいいとどこかで考えている人が少なからずいるということにつながります。
①でも話しましたが、不必要な借金をする人は他力本願なところがあり、
なんとかなる
というどこから湧いてくるのかわからない自信を持っています。
つまり、家族や友人に泣き付こうと考えているわけです。
なんとかなる=誰かに助けてもらう
こういうことになります。
いやいや、自分は借金あるけどそんなこと考えてない!
そういう人ほど無意識に借金を誰か助けてもらおうと考えています。
なぜ、そこまで言えるのか?
私がまさに他力本願で借金を返しているからです。
本当に借金を自分で返したいと思うのなら、
利息がいくらなのか?何年で返すのか?
こういったことを真剣に考えて返済計画を立てます。
返済計画を立てずに、給料から返すとか、ボーナスから返すというのはただの予定です。
ボーナスで買いたい物があればまず返済は後回しになります。
そうなれば、利息で借金は膨らみ先が見えない返済になります。
今はそれでもいいのかもしれませんが、人生何があるかわかりません。
後々困ることになります。
借金で困ったらどうするのか?
家族に泣きつくしかなくなりますよ。
あくまで、借金することが悪いとは言いませんが、借金をするのであれば返すのは自分しかいないということを理解してほしいです。
③借金の本当の恐ろしさ
借金は怖いというイメージ持っている人は多いと思います。
では、なぜ借金が怖いのでしょうか?
たいていの人はこう答えるのではないのでしょうか。
取り立てが怖い
これだと思います。
確かに借金をすれば取り立てがあって、電話や手紙による督促と言う名の脅迫があることは事実です。
最悪、自宅や勤務先に押しかけて来ます。
これは、事実ではあるのですが過去の話になります。
今、借金をしている人に脅迫めいた督促すれば一発アウトです。
違法行為です。 お金を貸している側は検挙されますし、借りている側は返済義務がなくなることもあります。
かつては、貸金法自体がかなり緩くお金を貸す側は好き放題やっていましたが、現在は貸金法がかなり厳しくなり、お金を貸す側も取り立てではなく、 法的措置で対応しています。
現在は、借金をして返さなくなれば法的手段で財産が差し押さえられるだけです。
もちろん、自宅や勤務先に督促の電話は来ますが怒鳴ったりはしません、建設的な話しかしてきません。
というか、そもそもの話なのですが、借金しても期日守って返済していれば今も昔も取り立てはないです。
あくまで、返済期日を守れない人に対してかつては脅迫まがいのことをしてたということです。
借金すると取り立てが怖いというのはあまりにも短絡的です。
ごちゃごちゃしてきたので、ここで一旦整理をします。
・借金の取り立てや督促は返済期日を守れなかった人に対しての行為。
・借金しても期日守って返済できていれば怖い目にあうことはない。
ここまでで借金自体はルールを守れば怖くないということはわかっていただけたかと思います。
では、借金の本当の恐ろしさって何?
となってきます。
借金をすることの本当の恐ろしさは
つながりが切れる
ここにあります。
会社を経営するため、生活費が足りない、ギャンブルしたい
借金する理由は人それぞれです。
確かに、不必要な借金はありますが、自分の力で計画的に返済できれば何の問題はありません。
しかし、借金の返済が苦しくなってきたらどうでしょう?
身近な人に助けを求めないですか?
少なくとも自力での完済が不可能となった場合、誰かに助けてもらうことになります。
では、あなたが返済できない程に借金が膨らんだとしましょう。
あなたは、親に泣きついて、借金の肩代わりをしてもらうことになりました。
ということは、借金はなくなりましたね。
助かりましたね。
本当にそうなのでしょうか?
今後も家族仲良くしていけますか?
借金の肩代わりを条件として勘当されるようなことありませんか?
全部が全部そうではありませんが、たいていは関係やつながりが崩れてしまいます。
自分の妻や夫が借金していたらどうでしょう。
これからも一緒に暮らせますか?
子供がいたら今後心配になりませんか?
結果として離婚する、一家離散なんてこともあり得ます。
私も、自分の母が借金をしていることが発覚したときは私を含めた兄弟を守るため父と母は離婚しました。
当時、私たち兄弟は幼かったので両親の離婚を受け入れることができず、姉2人は家を出て行ってしまいました。
家族がバラバラになってしまいました。
借金の恐ろしさは、家族や友人などとのつながりが一瞬にして切れてしまうところにあります。
いくらお金をもっていようと、家族や友人がいなければ人生はとても寂しいです。
お金がなくても借金しないで、家族協力できればそれだけでも幸せと感じることができます。
なんだかんだ最後まで、自分を守ってくれるのは自分の家族です。
借金をすることはその家族を裏切ることになりかねます。
私は、借金をして親に借金を肩代わりしてもらい家族の存在の大切さを実感しています。
もちろん、お金の面でありません。
家族の絆とかつながりとかそういう部分です。
人間誰しも1人では生きていけません。
家族を大切にしていくためにも、つまらない理由で借金をして欲しくないです。
④最後に
借金をすることは簡単です。 最短で30分あれば、自分の年収の3分の1程のお金が手に入ります。
しかし、その簡単にできる借金で、大切なつながりが切れてしまえば、修復できないこともあります。
大袈裟かもしれないですが、借金をするということは自分だけでなく、家族や友人をも巻き込むこともあります。
少額だから大丈夫 そんな甘い気持ちで借金をして欲しくないです。
借金の額に関係なく、借金をする行為自体がとてもリスクのある行為です。
お金が必要だと感じるのであれば、今一度本当に必要なのか考え、我慢できることは我慢して下さい。
一時の快楽を求めることも時には必要ですが、自分や周りの人を苦しめるほど必要なことではないです。
みなさんには是非とも、正常な金銭感覚をもって生活をしてほしいと強く願っています。